従業員エンゲージメントとは?重要性や向上のための施策をやさしく解説!
従業員エンゲージメントとは、社員が仕事や組織に対し、情熱やコミットメントを持って取り組める状態かどうかの指標です。従業員エンゲージメントが高まることで、生産性アップや定着率の向上など、さまざまなメリットがあります。本記事では、従業員エンゲージメントの基本から重要性、具体的な施策までわかりやすくまとめました。
従業員エンゲージメントとは、社員が仕事や組織に対し、情熱やコミットメントを持って取り組める状態かどうかの指標です。従業員エンゲージメントが高まることで、生産性アップや定着率の向上など、さまざまなメリットがあります。本記事では、従業員エンゲージメントの基本から重要性、具体的な施策までわかりやすくまとめました。
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従業員エンゲージメントとは?

従業員エンゲージメントは、従業員が企業に対して「貢献したい」という意欲を持ち、愛着や信頼を抱いている状態のことです。
似た言葉に「従業員満足度」がありますが、従業員満足度は待遇面への満足度を表すものであり、企業の業績には直結しません。
近年は、採用難や離職率の上昇といった人材課題を背景に、従業員エンゲージメントの重要性が世界的に注目されています。
従業員エンゲージメントの重要性

続いて、従業員エンゲージメントの重要性を見てみましょう。
- 企業パフォーマンスとの相関性が高い
- 離職率・欠勤率の低下につながる
- 顧客満足が向上する
- 従業員の幸福感や心理的健康の改善につながる
企業パフォーマンスとの相関性が高い
組織分析を行うアメリカのギャラップ社の調査によれば、従業員エンゲージメントの高さと収益性・生産性には相関関係があるとされています(※)。エンゲージメントが高い社員は、自ら進んで工夫し、成果につなげようとする姿勢を持っています。
エンゲージメントが高まることでチーム全体のパフォーマンスが底上げされやすく、売上や利益といった業績にも影響するのです。
※"Gallup 2024 Q12 Meta-Analysis" 参照
離職率・欠勤率の低下につながる
従業員エンゲージメントが高まることで、離職率・欠勤率の低下も期待できます。働きがいを感じられる職場なら、「ここでずっと働きたい」と思ってもらえるため、離職の防止につながるでしょう。特に人材獲得競争が激化する現代では、社員に長く働いてもらうための取り組みが欠かせません。
顧客満足が向上する
エンゲージメントが高い従業員は、自社のサービスや商品に誇りを持ち、顧客への対応にも前向きな姿勢を示すものです。丁寧で熱意のある対応が顧客の満足度を押し上げ、リピーターの増加や口コミによる新規顧客獲得にもつながるでしょう。
従業員の幸福感や心理的健康の改善につながる
エンゲージメントの向上は、従業員の幸福感や心理的健康の改善にもつながるのが特徴。エンゲージメントの高い社員はストレスを感じにくく、心身の健康状態も良好になりやすいとされています。
エンゲージメント向上の取り組みを通じて職場全体に活気が生まれ、いきいきと働ける環境を実現できるでしょう。
従業員エンゲージメントを向上させる施策7選

続いて、従業員エンゲージメントを向上させるための具体的な施策をピックアップしました。
- 評価制度の見直し・強化
- 社員の声を反映するサーベイ調査・フォローアップ
- 社内コミュニケーションの活性化
- 柔軟な働き方への対応
- ウェルビーイングの支援
- マネージャーの育成
- 賞賛風土の醸成
1. 評価制度の見直し・強化
まずは評価制度の見直し・強化を実施しましょう。公平で透明性のある評価制度は、社員が「自分の努力が正しく認められている」と実感できる基盤になります。明確な基準とフィードバックがあれば納得感が高まり、モチベーションの維持にもつながるでしょう。
2. 社員の声を反映するサーベイ調査・フォローアップ
社員の声を反映するサーベイ調査やフォローアップもおすすめです。定期的なアンケートで得た声を可視化して施策に反映することで、従業員は「自分の意見が組織に反映された」という体験を得られます。調査だけで終わらず、フォローアップを行うこともポイントです。
3. 社内コミュニケーションの活性化
社内コミュニケーションの活性化もおすすめの施策です。社内チャットやイベント、1on1ミーティングなどを通じて、部門や役職を超えたコミュニケーションの仕組みを整備しましょう。業務相談などがしやすくなり、働きやすい環境が整います。
三井不動産の「&BIZ community」では社内の「つながり」を創出するイベントサービスを通して、働きがいを実感できる職場づくりをお手伝いしています。お得なトライアルを実施しているのでお気軽にご相談ください。
4. 柔軟な働き方への対応
リモートワークやフレックスタイム制など、多様な働き方に対応する環境も整えましょう。職場によっては制度自体はあっても活用されていないケースもあるため、業務が滞りなく進められるように整備することも重要です。特に子育て世代や介護を担う社員にとっては重要なので、自社でできる施策がないか見直してみましょう。
5. ウェルビーイングの支援
ウェルビーイングとは、肉体的、精神的、社会的に満たされ、良好な状態にあることを指す言葉です。従業員が心身ともに健康であることは、働く上で欠かせません。
健康診断やメンタルケアの充実、福利厚生の拡充など、社員のウェルビーイングを支える施策を整えることで、エンゲージメントの底上げが期待できます。
6. マネージャーの育成
直属の上司の関わり方はエンゲージメントに大きな影響を与えます。マネージャー研修などで、適切なフィードバックや目標設定の支援など、部下を育てるスキルを育成しましょう。メンバー同士の信頼関係が深まることで、エンゲージメントの向上につながります。
7. 賞賛風土の醸成
社員の成果や努力を日常的に称える文化は、ポジティブな雰囲気を職場に生み出します。感謝や称賛が可視化されることで、モチベーションの向上だけでなく「この会社で働いていてよかった」という感情が育まれます。
定期的にMVPやチーム賞などを設けたり、朝礼などでこまめに褒めや感謝を伝える制度を導入したりするのも効果的です。
従業員エンゲージメントが高い企業の特徴

続いて、従業員エンゲージメントが高い企業の特徴を見てみましょう。
- ビジョンやミッションが浸透している
- 社内交流が活発
- 活躍する人材が評価されている
- 人材配置が適切
ビジョンやミッションが浸透している
社員が「何のためにこの仕事をしているのか」を理解できている企業では、自然と行動に一貫性が生まれます。トップダウンでの発信だけでなく、日常の会話や評価制度、研修などあらゆる場面でビジョンを浸透させることで、社員一人ひとりが自然と体現できるようになります。
社内交流が活発
従業員エンゲージメントの高い企業は、社内交流が活発であることも特徴です。経営層も現場も双方向で情報共有し、忌憚なく意見を言い合える環境があることで、従業員は会社の方針に共感しやすくなります。
活躍する人材が評価されている
活躍する人材が評価されていることも、エンゲージメントが高い企業の特徴のひとつ。成果や努力が適切に評価されることで、「この組織でもっと頑張ろう」と感じてもらいやすくなります。成果による評価はもちろん、プロセスや挑戦も認める文化を作ることも重要です。
人材配置が適切
人材配置が適切に行われている企業は、ミスマッチによる不満が起こりにくいのが特徴です。従業員の能力を最大限に発揮させられるので、長期的なエンゲージメント維持に直結します。
従業員エンゲージメントを高めるなら「&BIZ community」
三井不動産が提供する&BIZ communityは、社内の「つながり」を創出するためのイベント支援サービス。テレワークの普及や出社率の低下により希薄になりがちな社内のつながりを、オフィスを活用したイベントの企画・運営によって再構築します。
年間1,500回以上のイベントを開催してきたノウハウを活かし、若手社員の交流促進や中途社員の定着、企業文化の醸成といった課題を、企業ごとのニーズに合わせた施策で解決。コミュニティ形成の専門スタッフをオフィスに派遣することで、自社にあった形でサポートを受けることも可能です。
社内コミュニケーションの活性化に取り組んで、従業員エンゲージメントを向上させたい企業におすすめです。
従業員エンゲージメントに関するよくある質問
最後に、従業員エンゲージメントに関するよくある質問をまとめました。
- Q. 従業員エンゲージメントの3要素は?
- Q. 従業員エンゲージメントが高い職場の特徴は?
- Q. 従業員エンゲージメントを高めるとどんな効果がある?
Q. 従業員エンゲージメントの3要素は?
従業員エンゲージメントの3要素は、「熱意」「没頭」「活力」の3つです。この3要素がそろうことで、前向きに仕事へ取り組む姿勢が生まれます。
Q. 従業員エンゲージメントが高い職場の特徴は?
従業員エンゲージメントが高い職場の特徴には、以下のようなものがあります。
- ビジョンやミッションが浸透している
- 社内交流が活発
- 活躍する人材が評価されている
- 人材配置が適切
Q. 従業員エンゲージメントを高めるとどんな効果がある?
離職率の低下、生産性の向上、顧客満足度の改善、組織のイノベーション促進など、さまざまなメリットがあります。組織の一体感が強まり、長期的な企業成長につながるでしょう。
従業員エンゲージメントを高めて企業の生産性をアップ

従業員エンゲージメントについて解説しました。従業員エンゲージメントを高めることで一人ひとりのメンバーが働きやすくなることはもちろん、長期的には企業の生産性にもつながります。従業員が「ここで働きたい」と思える職場をつくるために、まずはできることから取り組んでいきましょう。
