導入事例

万博パビリオンを設計したプロが選んだワークスペース。日本法人の設立を機に導入、採用と成長後押しに。

  • 1-49名
  • 土木・建設・不動産・建物サービス
  • 専有スペースプラン(FLEX)
  • ハイグレードビル入居
  • 新規法人設立
  • 拡張性・柔軟性
  • 充実した設備・心地よい空間
  • 出張・外出先利用
  • すき間時間の有効活用
  • 企業間交流
  • 採用強化
⼤野和彦さま

⼤野和彦さま

業種

設計や都市計画のコンサルティング

従業員数

13名

設立年

2022年2⽉

導入サービス

専有スペースプラン(FLEX)
東京ミッドタウン⽇⽐⾕ 2022年1⽉〜/⽇本橋三井タワー 2024年11⽉〜

取材対象者

CEO ⼤野和彦さま

企業紹介

Meinhardt Japan 株式会社様は、世界 55 カ所以上に拠点を展開するエンジニアリンググループ Meinhardt の⽇本法⼈です。設計、都市計画、コンサルティングサービスなどを幅広く⼿がけており、近年では⼤阪・関⻄万博の⼀部のパビリオンで設計を担当。データセンターの設計にも強みを発揮しています。

東京ミッドタウン⽇⽐⾕と⽇本橋三井タワーという 2 拠点を使い分けながら、全国各地のプロジェクト現場や出張先でもワークスタイリングを活⽤。働く場所にとらわれない柔軟な体制を整えています。さらに、⼀等地のハイグレードビルへの⼊居は採⽤にも好影響をもたらし、業績の伸⻑につながっているといいます。

導⼊の経緯や効果的な活⽤シーンについて、CEO の⼤野和彦さまにお話を伺いました。

■導入に至った経緯・背景

“皇居の前” シンガポール本社も納得の立地

――まずは、ワークスタイリング導⼊の背景や経緯について教えてください。

⽇本法⼈の⽴ち上げにあたって、当初は⼀般的なオフィスを借りることも検討していました。ただ、コロナ禍で働き⽅が多様化する中、いきなり広いスペースを借りることには懸念がありました。これから先、柔軟に働ける環境を整えるには、専有スペースが持て、都内や全国各地にも拠点があるレンタルオフィスやシェアオフィスの⽅が望ましいと考えたんです。

⽇⽐⾕を選んだのは、シンガポール系の⼤⼿企業や銀⾏が集まるエリアであることに加え、六本⽊のシンガポール⼤使館へのアクセスが良いことも理由の⼀つです。

⼊居するビルや⽴地は、ブランディングの観点でも重要です。その点、ワークスタイリングは⼀等地にあるハイグレードなビルの中にあり、拠点の数も多い。Meinhardt がグローバルな⼀流企業であるというステータスを⽰す上で、東京ミッドタウン⽇⽐⾕はふさわしいビルでした。シンガポール本社に「皇居の前にあるビル」と伝えたところ、その⽴地の魅⼒が⼗分に伝わり、すぐに契約の承認が得られました。

⼤野和彦さま

■導入の決め手・プロセス

建物のプロも認める空間のクオリティ

――他社のシェアオフィスと⽐較、検討した際の決め⼿は何ですか?

重視したのは、オフィス内の落ち着いた雰囲気と、⼊居されている企業の層です。

当社のお客様はゼネコンやディベロッパーなどの⽅々が中⼼です 。お酒も飲めるようなカジュアルなレンタルオフィスも悪くはないのですが、私たちはもう少しカチッとしたオフィスを求めていたので、少し違うなと感じました。

その点、⽇⽐⾕のワークスタイリングは⾦融機関やコンサルティング企業が多く⼊居していて、空間もクラシカルでビジネス寄り。落ち着きと安⼼感のある環境に惹かれました。

クライアントの多くが建設や不動産という「建物のプロ」ですので、オフィスでお迎えすると「こんな⼀等地にオフィスがあるのはすごいですね」と⾔ってくださります。中には「このビルはうちが⼿がけたんですよ」と話が弾むこともあるんですよ。

シンガポール本社からは、外資系のレンタルオフィスや、外資系ホテルが運営するサービスアパートメント型のオフィスを推す声もありました。ただ、実際に内覧したレンタルオフィスの部屋には窓がなく、⻑い時間を過ごすには快適性に⽋ける印象がありました。

また、サービスアパートメント型は登記もでき、条件⾯では悪くありませんでしたが、やはりオフィスはオフィスらしい⽅がやっぱりいいと感じました。お客様をお迎えすることも当然ありますし、会議室の数や使い勝⼿ではレンタルオフィスの⽅が優れていると思うんです。

――検討から⼊居までの期間を教えてください。

約 2 ヶ⽉です。オフィスを探し始めたのが 2021 年 10 ⽉ごろで、翌年 1 ⽉には⼊居できました。

⼤野和彦さま

■効果的な活用シーン

頻繁な関西出張でも、いつもの働き方が可能に

――ワークスタイリングを導⼊されて良かった点をぜひ教えてください。

⼤きなメリットの⼀つが、全国の拠点を利⽤できることです。特に出張時の拠点として、とても便利です。

現在、当社の主要プロジェクトは関⻄に集中しています。例えば、⼤阪・関⻄万博では、⼀部のパビリオンの構造・設備設計を担当しました。また、当社が得意とするデータセンター設計も、関⻄エリアで建設計画が相次いでおり、スタッフが関⻄に滞在する機会は⾮常に多くなっています。

出張期間も 3〜4 ⽇間にわたることが多く、現地に張り付いて仕事をするケースも少なくありません。そうしたとき、現地のワークスタイリングが使えるのは⼤きな⽀えです。ホテルの⼀室とは違い、開放的な空間で仕事ができ、プリントアウトや会議室の利⽤も可能です。

特に重宝しているのが、会議室に備えられたホワイトボードです 。エンジニアは 2〜3 ⼈のチームで出張することが多く、出先でも個室にこもって、図⾯のイメージや作業分担を書き出しながら、細かくすり合わせることがよくあります。そんなとき、ホワイトボードが使えるのは本当に助かっています。

移動の合間に立ち寄れる利便性

――都内でもワークスタイリングをよく利⽤していただいているようですね。

うちのスタッフは、都内各地の拠点をまんべんなく活⽤しています。

特に設備設計のエンジニアは、メーカーさんを訪問したり、現場に⾏ったりという機会が多いんです。移動の合間にワークスタイリングに⽴ち寄って作業することがよくありますね。

⼩さなお⼦さんのいるメンバーは、朝に学校や保育園へ送った後、すぐに会議が⼊っていることもあります。そんなときにも、近くのワークスタイリングを活⽤することで、スムーズに仕事に移れるのは⼤きな利点です。

メンバーが⼀番働きやすい場所で、働ける。それが何よりだと思うんですよ。

また、お客様と打ち合わせをする際に、先⽅オフィスの会議室が空いていないことも少なくありません。そんなときは、私たちが先⽅オフィスに近いワークスタイリングで会議室を確保しています 。どの拠点も⽴地がいいので、お客様のオフィスから徒歩 5 分ほどで移動できるケースが多く、⾮常に助かっています 。

⼤野和彦さま

日比谷×日本橋 チームに最適な拠点を配置

――⽇⽐⾕に加えて、2024 年 10 ⽉から⽇本橋のワークスタイリングもご契約いただきました。

はい。現在、エンジニアの半数弱が⽇本橋の拠点で働いています。当社のグループは、建築物の外観デザインであるファサードを得意としており、今後は⽇本国内でも積極的に⼿がけていきたいと考えています。ちょうどファサードの部署を⽴ち上げたタイミングで、⽇本橋のワークスタイリングも契約しました。

設計業務は⼤きく、意匠設計、構造設計、設備設計の 3 分野に分かれますが、それぞれが⼿がけるプロジェクトは内容も異なります。そのため、⼆つのオフィスを構え、職種や業務に応じて配置した⽅が機能的だと判断しました。

私⾃⾝は⽇本橋と⽇⽐⾕を⾏き来していますが、⽇本橋周辺には飲⾷店が多く、⽇⽐⾕にはない魅⼒がありますね。

多様なつながりが持てるのも大きな魅力

――ワークスタイリングのイベントにも参加されているそうですね。

ワークスタイリングの利⽤者のみなさんと⽇⽐⾕公園を歩く「みんなで“あさんぽ”」やランチ会などに参加しています。ワークスタイリングにはコミュニティマネージャーがいて、話し相⼿になってくれたり、利⽤者同⼠をつなげてくれたりするんです。

たくさんのネットワークを持っていて、私⾃⾝も様々な業種の⽅と知り合う機会に恵まれました。設備や内装、⽴地の素晴らしさに加え、こうした多様なつながりを持てることも、ワークスタイリングの⼤きな魅⼒だと思います。

⼤野和彦さま

■導入による成果・効果

採用にも効く「一等地の安心感」

――ワークスタイリング導⼊によるプラスの影響はありますか?

採⽤⾯でも、間違いなく⼤きな効果がありました。

応募者が企業を選ぶ上で、オフィスの⽴地は重要な要素です。当社は外資系ということもあり、⽇本国内ではあまり馴染みのない⽅も少なくありません。しかし、東京ミッドタウン⽇⽐⾕にオフィスがあることで、 「しっかりとした会社なのだ」という安⼼感を持っていただけます。

設⽴当初は、社員は私⼀⼈だけでしたが、いまではスタッフが 10 ⼈近くとなりました。当初の⽬標⼈数に近づいていますし、それに伴って事業を拡⼤できるようになり、業績も想定以上に伸びています。

――今後、さらにメンバーを増やしていくご予定はありますか。

はい。⽇本法⼈の設⽴から 5 年で 20〜30 ⼈規模にするという⽬標があります。

メンバーがさらに増えても、ワークスタイリングなら専有スペースを柔軟に拡張できる点が安⼼です。

もちろん、⾃分たちでオフィスを借りるという選択肢もありますが、維持管理の⼿間も費⽤もかかりますし、出張先で仕事ができる拠点を確保するのも⼤変です。

その点、ワークスタイリングなら賃料に設備費や光熱費などが含まれており、会議室や複合機も利⽤可能。ストレスなく、本来の業務に集中できるところがいいですね。

導入事例一覧へ戻る