導入事例
決め手は“1 人から始められる”柔軟さ グローバル企業が拠点に選んだのはワークスタイリング
- 1-49名
- 繊維・科学・石油・ガラス・ゴム・紙・セラミック・鉄鋼・金属
- 専有スペースプラン(FLEX)
- 支社・支店
- 拡張性・柔軟性
- コスト削減
- 高セキュリティ環境
- 出張・外出先利用
- 充実した設備・心地よい空間
- 登記可能

鶴岡雅之さま

業種
不織布の輸⼊・販売
従業員数
4名
設立年
2019年
導入サービス
1 拠点使い放題プラン(BASE)ワークスタイリング品川 2024年4〜9⽉
専有スペースプラン(FLEX)ワークスタイリング品川 2024年10⽉〜
取材対象者
営業部⻑ 鶴岡雅之さま
企業紹介
FitesaCNC Japan 株式会社様は、ブラジルに本社を置く不織布メーカー「Fitesa」とタイの⼤⼿財閥 CP グループとの合弁会社「FitesaCNC」の⽇本法⼈。おむつや衛⽣⽤品などに使われる不織布を、国内のメーカーに販売しています。
レンタルオフィスの導⼊を検討する中で、同社のニーズに唯⼀マッチしたのが「ワークスタイリング」でした。社員 1 ⼈から契約可能で法⼈登記にも対応できる柔軟性、そして海外本社をも納得させた施設のクオリティと合理性。こうしたポイントが導⼊の決め⼿となったそうです。
オフィスを構えるようになったことで、社員同⼠や顧客との Face to Face のコミュニケーションがより活発に。さらに、国内外の出張に便利な「品川」という⽴地の強みも実感しているといいます。
ワークスタイリング導⼊の背景や具体的なメリットについて、営業部⻑の鶴岡雅之さまにお話を伺いました。
■導入に至った経緯・背景
オフィス不在の課題をワークスタイリングで解決
――まずは、ワークスタイリング導⼊の背景や経緯について教えてください。
当社が所属する Fitesa グループは、マスクや紙おむつ、⽣理⽤ナプキンなどに使われる不織布を製造しています。私たちはグループで製造された不織布を輸⼊し、⽇本国内の⽣活衛⽣品メーカーに販売しています。
私は 2024 年 4 ⽉に⼊社したのですが、それまで⽇本には物理的なオフィスがありませんでした。これは私の個⼈的な考えですが、やっぱり仕事は⼈と⼈とのつながりで成り⽴つもの。オフィスがなければ、お客様を迎え⼊れることもできず 、社員同⼠が集まる場もありません。在宅勤務は便利ではあるものの、どうしてもつながりを持ちづらい。だからこそ、拠点が必要だと思ったんです。
それに、他社のサービスではありましたが、前職の時代にシェアオフィスのサービスを利⽤していて、使い勝⼿の良さをすでに体感していました。
複数のサービスを検討した結果、私たちのニーズに唯⼀フィットしたのがワークスタイリングだったんです。私が⼊社するタイミングで、まずは「1 拠点使い放題プラン(BASE)」を契約しました。

■導入の決め手・プロセス
「1人から契約可能」が決め手に
――ワークスタイリングは、どんな点がマッチしたのでしょうか。
何より⼤きかったのは、 「社員 1 ⼈から契約できる」という点です。私が調べた限り、他社のサービスは数⼗⼈単位での契約が前提となっていて、当社のような少⼈数の企業が契約できるサービスは⾒当たりませんでした。
BASEは専有スペースなしのプランなので、空室の状況に左右されることなく、すぐに契約して利⽤を始められる点も⼤きなメリットでした。
もう⼀つ、導⼊を後押ししたのが、1 ⼈からでも法⼈登記が可能だということです 。以前はグループ会社のビルに登記していたものの、実際に業務を⾏えるスペースはありませんでした。ワークスタイリングのおかげで、業務をする場所と登記先を⼀致させることができたのは、ありがたかったですね。
――通常のオフィスを借りるという選択肢もあったのでしょうか?
私の中では、その選択肢は全くありませんでした。というのも、前職で50⼈規模のオフィス移転を任されたことがあるんですよ。8か⽉ほどのプロジェクトでしたが、とにかく⼤変で・・・。物件選びから不動産会社との交渉、什器や複合機、電話・ネットのインフラ整備、内装デザイン会社の⼿配に⾄るまで、すべて⼀⼈で対応しました。とにかく感じたのは、 「もう⼆度とやりたくない」ということでした(笑)。
その点、ワークスタイリングのようなレンタルオフィスなら、契約だけですぐに仕事ができる環境が整えられます 。初期コストをおさえることもできるので、私たちのような少⼈数の会社にとっては⾮常に合理的で、現実的な選択肢でした。

“百聞は一見にしかず” 見学で社長も即決
――タイの本社からは、すぐに契約の承認はおりましたか?
はい。本社も⽇本にオフィスを構える必要性を感じていたようです。というのも、⽇本メーカーが⼿がけるおむつなどの⽣活衛⽣品は⾮常に⾼品質で、この業界では技術やトレンドが⽇本起点で世界へ広がっているんですね。そのため、グループ全体としても、⽇本での事業展開をより重視するようになっていました。
ちょうど私が⼊社するタイミングで、タイの本社からオフィスを構えることについて相談があったんですよ。そこで、私からワークスタイリングを提案したんです。
社⻑はブラジル⼈で、世界各地で働いてきた⼈物ですが、ワークスタイリングのようなシェアオフィス・レンタルオフィスのサービスには馴染みがありませんでした。ちょうどその頃、社⻑が関⻄への出張で来⽇する機会があったので、三井不動産の営業の⽅にお願いし、⼤阪・梅⽥のワークスタイリングを⾒学させていただきました。
実際に施設や設備を⽬の当たりにして、「これだけの施設や設備を、この価格で利⽤できるの?」と⼤変驚いていました。東京の拠点も同様の仕様であると説明すると、すっかり納得してくれて、すぐに契約が承認されました。

■効果的な活用シーン
経理に必須だった「個室」 FLEX で実現した安心のセキュリティ
――その後、BASE から「B:専有スペースプラン(FLEX)」へ切り替えられましたね。
はい。派遣社員が加わるタイミングで、ちょうど専有スペースの空きが出たため、FLEXへ変更しました。現在は、私を含めて3⼈で利⽤しています。
専有スペースの最⼤のメリットは、重要書類を保管できることです。派遣社員には経理を担当してもらっているのですが、機密情報が含まれた書類も多く、セキュリティの観点からも個室は⽋かせません。
私はしーんと静まりかえった場所が少し苦⼿なので、基本的にはオープンエリアで仕事をしています。ただ、電話や突発的なウェブ会議が⼊ることも多く、そうした場合は専有スペースに移ります。仕事の内容や場⾯に応じて柔軟に使い分けられるのも、ワークスタイリングならではの魅⼒だと感じています。
派遣社員には働き始める前の職場⾒学として、ワークスタイリングを実際に⾒てもらいました。カフェコーナーもあるし、オープンスペースと個室の使い分けもできるので、良い印象を持ってくれたようです。
■導入による成果・効果
Face to Face が生む信頼と仕事のしやすさ
――ワークスタイリング導⼊によって、どんな変化がありましたか?
⼀番⼤きいのは、お客様を迎え⼊れられる場ができたことです。例えば、東京に来られるタイミングで「ぜひお⽴ち寄りください」と⾃然にお声がけができるわけですね。これは、関係性を築く上でも⾮常に重要だと思っています。在宅勤務では、こうはいきません。
オフィスのおかげで、社員同⼠が Face to Face でコミュニケーションを取れることも⼤きなメリットです。出社すれば、お互いの表情や様⼦が⾃然に分かるし、ちょっとした会話もしやすい。やっぱり、仕事がしやすくなります。

出張・来客にも強い、品川という“地の利”
品川という利便性の⾼い⽴地に拠点を構えられたのも、⼤きなポイントです。⽻⽥空港が近いので、タイの本社が来⽇する際もアクセスがスムーズです。⽇本に不慣れなメンバーでも、品川なら迷わず来られる。国内出張する際も、新幹線にすぐ乗れるので⾮常に便利です。
実は今⽇(取材⽇)もタイから出張者が来ているのですが、ワークスタイリングで打ち合わせをすることができました。必要に応じて会議室を予約することもあります。こんな柔軟な対応ができるのも、⼤きな魅⼒です。
■今後の展望
社員増にも対応できる柔軟性と合理性
――今後の展望をお聞かせください。
今後、メンバーが増えたとしても、レンタルオフィスの利⽤を続けると思います。ゼロから物件を探して契約し、オフィスを構えるのは、⼿間もコストも⾮常にかかります。その点、ワークスタイリングは、増える⼈数に応じて専有スペースを段階的に拡張できるので、とても合理的だと思いますね。