導入事例

専有オフィスで営業が加速、月150件の商談を支える安心の拠点に

  • 1-49名
  • 情報サービス業・インターネット不随サービス業
  • 専有スペースプラン(FLEX)
  • 1拠点使い放題プラン(BASE)
  • 充実した設備・心地よい空間
  • 起業
  • 登記可能
  • 拡張性・柔軟性
  • オープンスペース利用
  • 会議スペース確保
  • 高セキュリティ環境
代表取締役の橋本達哉様(左)と営業部長の朝比奈竜幹様(右)

代表取締役の橋本達哉様(左)と営業部長の朝比奈竜幹様(右)

企業名

業種

生成AIを活用したDX支援

従業員数

約20名

設立年

2024年8月

導入プランと利用期間

「1拠点使い放題プラン(BASE)」 2024年10月~/「専有スペースプラン(FLEX)」 2025年1月~

取材対象者

代表取締役 橋本達哉様/営業部長 朝比奈竜幹様

企業紹介

蒼株式会社様は2024年8月に誕生したスタートアップです。独自の生成AI技術を活かし、契約書や見積書などの書類処理を自動化するソリューションを提供。DXのためのITツールの導入支援にとどまらず、顧客企業が抱える経営の課題を見極め、業務効率と競争力の向上に貢献されています。

創業後間もなく、「ワークスタイリング 東京ミッドタウン日比谷」を利用。登記が可能で1人から契約できる「1拠点使い放題プラン(BASE)」からスタートし、事業の拡大に伴い、専有スペースを持てる「専有スペースプラン(FLEX)」へ移行されました。

なぜ、数あるシェアオフィスの中からワークスタイリングを選び、どのように活用しているのか。そして、どんな価値を感じているのか。代表取締役の橋本達哉様と営業部長の朝比奈竜幹様にお話を伺いました。

■導入に至った背景

決め手は開放感と機能性を両立させたワークスペース

――まずはワークスタイリングを選んでいただいた経緯を教えてください。

橋本様様:日比谷を中心に、登記ができるシェアオフィスを探していたところ、インターネットで東京ミッドタウン日比谷のワークスタイリングを知りました。内覧してまず印象的だったのは、大きなガラス窓や天井の高さ、そして眺望が生み出す圧倒的な開放感です。さらに、シェアスペースでありながらも個室感のある間取りや、外付けディスプレイの設置、防音仕様の会議室など、業務効率を高める機能性もしっかり備わっていました。他社のシェアオフィスも内覧しましたが、ワークスタイリングは洗練されたデザインと働きやすい環境の両方を兼ね備えており、「ここなら出社したい」という気持ちにしてくれるんですよね。これって結構大切な要素だと思うんですよ。

それに、長い時間過ごすオフィスでは、家具や設備の快適さや使いやすさも大事だと思っていて。自分には、その中でもワークスタイリングの椅子がとてもフィットしました。専有のオフィスを借りれば、自分の好きな椅子を持ち込めるのかもしれません。ただ、設立当初は会社の規模も小さく、シェアオフィスの利用を前提としていました。ですから、どんな椅子や机が使われているのかも決め手の一つになりましたね。

代表取締役の橋本達哉様
代表取締役の橋本達哉様

■効果的な活用方法

営業活動の本格化を支えた「専有スペースプラン(FLEX)」への移行

――最初は1人から契約できる「1拠点使い放題プラン(BASE)」を契約していただきました。

橋本様:立ち上げたばかりのスタートアップにとって、1人から契約でき、登記もできる1拠点使い放題プランはありがたかったです。

――その後、専用スペースを持てる「専有スペースプラン(FLEX)」へ移行されましたね。

橋本様:2025年1月から専有スペースプラン(FLEX)を契約し、5席の専有スペースを利用しています。従業員は約20人いますが、出社しているのは私や営業、バックオフィスの担当者が中心。エンジニアに限って言えば、どこでも仕事ができるので、基本的にみんなリモート勤務です。中には、福岡やカナダなど、東京から離れた場所で働いているメンバーもいます。

そのため、オフィスに全員分の席を用意する必要はありません。限られた人数で利用するからこそ、専用スペースに加えて、オープンスペースや会議室も必要に応じて使えるワークスタイリングは、“取り回し”が良いオフィスだと感じています。

――専有スペースプラン(FLEX)に移行された背景を教えてください。

橋本様:一番の理由は、事業規模の拡大に伴い、営業活動が増えてきたことです。1拠点使い放題プラン(BASE)はオープンスペースが使い放題で便利なのですが、商談やミーティングのための部屋を常に確保できるとは限りません。

私たちは主にSaaSを開発している会社で、システムを構築する段階ではオープンスペースでも問題なく仕事ができます。しかし、事業がある程度形になり、営業活動が本格化してくると、オンラインの商談が一日中続くことも増えてきます。そうなると、落ち着いて対応できる占有スペースがどうしても必要なんです。

資金調達の場面でも、オフィス環境は大事なファクターです。やはり、専有のオフィスを構えているかどうかで、金融機関の見方も変わってくると感じています。

橋本達哉様

ISMS認証にも有効 専有スペースで整える情報管理体制

朝比奈様:商談は基本的にオンラインでやっていて、月に150件ほど入ります。こうした重要な場面で、回線トラブルなどのインシデントは絶対に許されません。それに、私たちが提供しているサービスの性格上、お客さまから大切な情報をお預かりすることも少なくありません。だからこそ、しっかり区切られた空間で、安定した環境のもと、商談に集中できることは非常にありがたいですね。

橋本様:セキュリティの観点でも、専有スペースプラン(FLEX)にしたことはプラスでした。ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の認証では、いかに情報管理体制を整備しているかが問われます。情報を管理・保管するためのボックスは必須だったのですが、自分たちの専有スペース内に設置できたことは大きかったですね。

――専有スペースプラン(FLEX)への移行はスムーズでしたか。

橋本様:営業担当の方が、かなりのスピード感で対応してくれました。ご相談から年末年始を挟んで、1ヵ月足らずで入居できたので、とてもありがたかったです。

営業部長の朝比奈竜幹様
営業部長の朝比奈竜幹様

■導入による成果

オフィス×会議室のハイブリッド活用で営業力を強化

――ワークスタイリングを導入したことで、どんな効果がありましたか。

橋本様:専有スペースプラン(FLEX)を契約していなければ、今のような積極的な営業活動はできませんでした。そういう意味で、ワークスタイリングは必要不可欠な存在になっています。

朝比奈様:営業の観点で言えば、会議室も重宝しています。私たちは、有明や幕張などで開催される大規模展示会に年4~5回ほど出展しており、現地でリード(見込み客)を獲得しています。展示会で接点が持てた企業には、その場で商談のアポイントを取るのですが、私たちだけではとても手が足りません。

そこで、展示会のたびに、営業を支えてくれる業務委託のメンバーを募り、ワークスタイリングの会議室を3~4時間借りて研修しています。パソコンを使ってインプットするだけでなく、リアルの展示会にかなり近い形で声がけやアポイント取得のロールプレイングも行っています。

こうした実践的な研修を必要なタイミングで行えるのは、自分たちのオフィスを借りつつ、会議室も柔軟に利用できるワークスタイリングならではの大きな利点だと感じています。

朝比奈竜幹様

■今後の展望

スタートアップの今と未来にフィットしたオフィス

――スタートアップとワークスタイリングの相性の良さがあれば、教えてください。

橋本様:スタートアップに向いていると感じています。起業の直後は会社を軌道に乗せるため、事業に集中しなければいけません。とはいえ、人手は限られていて、「郵便物ってどう処理する?」「掃除は誰がやる?」といった細かな管理業務までケアする余裕がないんです。もし一から自分たちでオフィスを借りていたら、正直なところ、めちゃくちゃ散らかっていたと思います(笑)。

その点、ワークスタイリングにはデスクや椅子、シュレッダー、複合機といった備品があらかじめ整っており、すぐに業務に集中できる状態でスタートを切ることができます。

拡張性の高さも大きな魅力です。スタートアップは会社の成長に応じて、オフィスの広さや席数を柔軟に増やしていく必要があります。しかし、一般的なオフィスは1~2年単位の契約が基本で、なかなか自分たちの望んだタイミングでオフィスを柔軟に広げることはできません。ワークスタイリングなら1ヵ月、1席単位で契約でき、成長の段階に合わせて柔軟な運用が可能です。

――ぜひ、今後の展望をお聞かせください。

橋本様:会社をさらにスケールさせていきたいと考えています。出社するコアメンバーの人数も増えていくはずなので、それに応じてオフィスも広げていきたいですね。

実は、今のオフィスと同じフロアには、もっと広い部屋もあって、気になっています。近い将来、あの部屋を借りられるくらい、会社を大きくして仲間を増やしていきたい。そんなことを、メンバー同士で話しています。

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