導入事例

設立4年で社員170人へ ワークスタイリングが支えた成長と“三井オフィス移転”の軌跡

  • 100-499名
  • コンサルティングファーム
  • 従量課金プラン(SHARE)
  • 専有スペースプラン(FLEX)
  • 拡張性・柔軟性
  • 新規法人設立
  • 充実した設備・心地よい空間
  • 採用強化
  • 賃貸オフィス入居前暫定利用
  • コスト削減
  • 会議室不足解消
  • 出張・外出先利用
  • 高セキュリティ環境
  • すき間時間の有効活用
永田真隆様(左)と一志佳孝様(右)

永田真隆様(左)と一志佳孝様(右)

DOLBIX

業種

DX支援をはじめとする各種コンサルティング

従業員数

約170名

設立年

2020年12月

導入サービス

「従量課金プラン(SHARE)」2020年12月~/「専有スペースプラン(FLEX)」 2020年12月~2024年6月※企業規模拡大に伴い三井不動産のオフィスビルへ移転

取材対象者

執行役員コーポレート本部長 兼 事業開発本部長 永田真隆様/コーポレート本部 管理部 法務・総務 兼 経営企画部 シニアマネージャー 一志佳孝様

企業紹介

ドルビックスコンサルティング株式会社様は、大手総合商社・丸紅が100%出資し、2020年12月に設立された総合コンサルティング会社です。DX推進を中心に企業の業務効率化や事業開発、経営戦略、M&A、組織人事など幅広く支援しており、丸紅グループ以外の案件も数多く手がけています。

創業当初から、レンタルオフィスを利用できる「専有スペースプラン(FLEX)」を導入し、社員数の増加に合わせて柔軟に拠点を拡張。ワークスタイリングを活用しながら成長を続けた結果、2024年には三井不動産のビル内にオフィスを移転しました。全国の拠点を従量課金で利用できる「従量課金プラン(SHARE)」は、移転した現在も継続しています。

同社が成長を続ける原動力の一つが、常時展開している採用活動です。設立から4年余りで、数人だった社員は約170人まで急増。その背景には、同社の積極的な採用活動を支えるワークスタイリングの存在がありました。洗練された空間や豊富な拠点数は、同社の採用力強化につながっています。

導入の背景や具体的な効果について、執行役員でコーポレート本部長などを兼務する永田真隆様と、同本部シニアマネージャーの一志佳孝様にお話を伺いました。

■導入の背景と意志決定プロセス

社員数の増加に合わせ、拡張性を重視

――ワークスタイリング導入の背景と決め手を、ぜひお聞かせください。

一志様:当社は丸紅100%出資のコンサルティング会社です。立ち上げ時は数名規模で、当時丸紅本社があった日本橋近辺で小規模なオフィスを探していました。事業拡大に伴い、継続的にコンサルタントを採用していく必要があったため、柔軟に席を増やせる拡張性が重要な条件でした。

こうしたニーズに合致したのが、ワークスタイリング日本橋三井タワーでした。専有のレンタルオフィスを確保できる「専有スペースプラン(FLEX)」で拠点を構えつつ、全国の拠点を従量課金で使える「従量課金プラン(SHARE)」も併用しました。

日本橋三井タワーは地下鉄銀座線・半蔵門線の三越前駅と直結しており、交通アクセスも優れていますし、オフィスの維持管理や受付といった業務をパッケージで提供していただける点も、少人数で立ち上げた当社にとって大きな魅力でした。

一志佳孝様(右)
一志佳孝様(右)

会議室からカフェコーナーまで、充実の設備

――他社のサービスも検討されましたか?

永田様:いくつか検討しましたが、拡張性や立地、それに設備やIT環境といったファシリティの充実度は、ワークスタイリングが最も優れていましたね。

――ファシリティ面については、どのような点を評価いただけたのでしょうか。

一志様:まず会議室の完成度が、通常の貸し会議室よりも格段に高いですね。共用エリアには無料のカフェコーナー、一人で集中できるブースや電話ボックス、向かい合って打ち合わせができるファミレスのような席など、さまざまな機能が備わっています。創業間もない当社では到底用意できない環境が、ワークスタイリングにありました。

さらに、私たちの拠点となる専有のレンタルオフィスは、必要最小限の面積を月単位で借りられるため、余分なコストを抑えられます。スモールスタートできたのは大きなメリットでした。

永田様:ワークスタイリングのオープンスペースはバラエティに富んでいて、目的や気分に応じて席を選べます。堅苦しい「オフィス感」がなく、自分のお気に入りの場所を見つけられる楽しさがありますね。

永田真隆様
永田真隆様

■成果・効果

“映える”オフィス環境が採用を後押し

――ワークスタイリング導入による効果があれば、ぜひお聞かせください。

一志様:私たちは常に採用活動を行っているのですが、ワークスタイリングは大きな力になっています。社員数は設立からの4年半で約170人まで増えました。おしゃれで清潔感のあるオフィスで働けることは、人材を惹きつけるうえで欠かせない要素です。

私たちは複数の転職プラットフォームに採用情報を掲載していますが、オフィスの写真は非常に重要です。ワークスタイリングは現地のクルーの方も撮影に非常に協力的で、さまざまな場所を撮影できたので、写真を通して「素敵な場所で働ける」というポジティブなメッセージを発信できました。

日本橋三井タワーのワークスタイリングには遊び心があり、“映えスポット”が多くあります。キッチンやラボ、サウナ、図書館をイメージした多彩な会議室があり、なかには血色が良く見えて温かみのあるトーンで撮影できる部屋もあります。撮影した写真を採用サイトに載せたところ、とても好評でした。

実際の採用面接でも、ワークスタイリングの会議室をよく利用しました。設立間もない会社が、撮影や面接に堪える部屋を自前で用意するのは難しく、その点でも非常にありがたかったですね。

一志佳孝様

■活用シーン

豊富な拠点数で柔軟な働き方や採用をサポート

――2024年7月、本社を日本橋の三井不動産のオフィスビルに移転されました。その後も「従量課金プラン(SHARE)」を継続されています。どのように活用されていますか?

永田様:現在のオフィスは会議室の数が限られているので、日本橋三井タワーのワークスタイリングを今もよく利用しています。30人ほどが入れる大きな会議室もあるので、社内イベントにも活用できて便利ですね。

拠点が多いことも助かっています。私たちはコンサルティングという仕事柄、機密性の高い情報を扱っているので、カフェのような場所で仕事はできません。その点、ワークスタイリングは都心の主要駅はもちろん、出張で訪れる名古屋や大阪などのターミナル駅にも拠点があるので、出先でもオンライン会議に対応できて大変便利です。

お客さまとの打ち合わせを、先方のオフィスの近くにあるワークスタイリングで行うこともあります。お客さまに移動の負担をかけずにすみますし、会議室にはサウンドマスキングが施されているので、会話が外に漏れる心配がないのも安心です。

永田真隆様

一志様:受け持つ案件によって、コンサルタントは全国を動き回っています。例えば、B to C企業の事業改革を支援する場合は、各地の店舗を実際に訪れる必要があります。職位が上がれば、複数案件を同時にハンドリングしたり、自ら営業活動のためにお客さまのもとへ伺い案件を獲得したりすることが増えるので、オフィスを空けることも少なくありません。

これにとどまらず、拠点の多さは、採用面でもプラスになっています。当社は年中、採用活動をしており、コンサルタント自身が面接を担当しています。移動の合間にオンライン面接を行うケースもあるのですが、カフェでは実施できません。そんなときは、ワークスタイリングの個室を使えるので非常に助かっています。

一志佳孝様

■賃貸オフィスへの移転プロセス

自社オフィスにもワークスタイリングを投影

――2024年7月に、ワークスタイリングのレンタルオフィスから三井不動産のビル内に本社を移転した経緯をぜひお聞かせください。

一志様:最大の理由は、社員数の増加です。移転のプロジェクトが始まった時点では約50人でしたが、移転までの2年間で120人ほどに増えました。増員のたびにスチールパーテーションを取り除いて弊社の利用区画を広げて対応してきたのですが、ついにそれ以上広げることが物理的に難しくなり、移転を決めました。

――移転のご苦労はありましたか?

永田様:実は引っ越し自体は非常に楽でした。什器や設備はワークスタイリングに備わっていたので、大がかりな移動は必要ありませんでした。

一志様:むしろ大変だったのは、移転後ですね。オフィスの管理業務をワークスタイリングにすっかり依存していましたから・・・。当然ながら、什器や通信インフラなどをすべて自分たちで整える必要がありました。

――ワークスタイリング担当者のサポートはいかがでしたか?

営業担当の方には移転時だけでなく、レンタルオフィスの増席対応も含め、密に連絡を取っていただき、非常にありがたかったです。また、ワークスタイリングのクルーの方々とは日々、顔を合わせていることもあり、弊社のメンバーの顔と名前を覚えていただき、何事もすごく親身になってご対応いただけました。

――移転に先立ち、社員アンケートも実施されたそうですね。

永田様:はい。レイアウトや設備に関する要望を募りました。みんなワークスタイリングにとても満足していた分、新しいオフィスへの要求の水準も高くて(笑)。そのため、椅子や机、什器はワークスタイリングと同等、あるいはそれ以上のものを揃えました。コーヒーメーカーも実際にワークスタイリングで使われているタイプを用意しました。

一志様:日本橋三井タワーのワークスタイリングには、緑のインテリアや植物がたくさん配置された空間がありますよね。社員からは「新オフィスにも森が欲しい」という声が寄せられまして・・・。さすがに森はつくれないけれど、ワークスタイリングと同じような植栽を設置して、受付やオフィス内に緑を感じられる一角を設けました。

社員アンケートでは受付自体も、電話が一つ置いてあるだけの無味乾燥なものではなく、ワークスタイリングのようなおしゃれなデザインにしてほしい、という意見が出ました。そこで、デザイナーと相談し、磨りガラスのタイルブロックをあしらったデザイン性のある受付にしました。

永田様:オフィス全体のデザインにもワークスタイリングのテイストを反映したいと考えていました。複数社によるコンペの結果、最終的にはワークスタイリングを手がけている三井デザインテック様にお願いすることにしました。

永田真隆様

■活用方法

拡張性と多拠点活用であらゆる企業にフィット

――ワークスタイリングはどのような企業に向いているとお考えですか?

永田様:やはり、会社の成長に合わせて拡張できる柔軟性があるので、スタートアップのように今後の成長を見据えた企業に向いていると思います。最初から受付や会議室を自前で準備する必要もなく、スモールスタートを切れるのは大きなメリットです。

また、外回りが多い企業は、各地の拠点をサテライト的に使うと非常に効率良く仕事ができると思います。

一志様:加えて、ある程度成長した規模の大きな会社であっても、オフィス需要が想定外に高まった場合に自前のオフィスをすぐに広げることは難しいですよね。そんなとき、ワークスタイリングのレンタルオフィスを一時的に借りるのも一つの手だと思います。いわば「仮増床」のような使い方ですね。

また、コロナ禍以降、社員がフルリモートで働いている会社も少なくありません。そうした会社がオンラインだけでは対応しきれないプロジェクトを抱えたとき、オフラインで集まれる拠点としてワークスタイリングを導入するのも有効だと思います。

■今後の展望

1,000人規模をみすえ、さらに成長

――今後の展望をぜひお聞かせください。

永田様:社員数は約170人まで増えましたが、これはまだ通過点にすぎません。今後も同様のペースで採用を続けていきます。

しかし、増員に応じて、すぐにオフィスを拡張できるとは限りません。必要なときは、ワークスタイリングのレンタルオフィスを改めて契約して、「仮増床」をすることも視野に入れつつ、300人、500人、そして1,000人規模へと成長していきたいと考えています。

導入事例一覧へ戻る