導入事例

ワークスタイリングで広げる働き方の「幅」
移動のすき間時間を活用し、高まる生産性

  • 5,000名以上
  • 情報サービス業・インターネット附随サービス業
  • 従量課金プラン(SHARE)
  • 働き方改革
  • すき間時間の有効活用
  • 充実した設備・心地よい空間
  • ハイブリッドワーク
  • プロジェクト利用
山田あすか様(左)と藤縄裕章様(右)

山田あすか様(左)と藤縄裕章様(右)

CTC

業種

情報通信業

従業員数

約6千名

創立年

1972年4月

導入サービスと利用期間

「従量課金プラン(SHARE)」 2021年10月~

取材対象者

人事総務部 総務課 課長 藤縄裕章様/総務課 山田あすか様

企業紹介

伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)様は、企業や官公庁の課題を情報システムで解決する日本有数のシステムインテグレーター(SI)です。「Challenging Tomorrow’s Changes」を企業理念に掲げ、「変化に挑戦する」という企業風土のもと、常に新しいことに挑み続けています。

コロナ禍以前から柔軟な働き方を取り入れ、ワークスタイリングをはじめ複数のシェアオフィスをいち早く導入。主に移動の合間に立ち寄れる仕事場として活用しています。ワークスタイリングについては、予約不要で立ち寄れる気軽さや、清潔で落ち着いた空間、スタッフの丁寧なサポートなどを評価。「コミュニケーションの活性化」を合言葉に対面でのつながりを重視するなか、自社オフィスとシェアオフィスを組み合わせた最適な環境づくりを追求し続けています。

ワークスタイリング導入の背景や効果的な活用法について、人事総務部 総務課 課長の藤縄裕章様、同じく総務課の山田あすか様にお話を伺いました。

■導入の経緯・背景とプロセス

シェアオフィスで働き方の「幅」を広げる

――まずは、シェアオフィスを導入された背景を教えてください。

藤縄様:最初のきっかけは、2021年に開催された東京オリンピックです。開催を控えた2017年ごろ、政府や東京都の呼びかけを受けて、当社もテレワークを利用できる環境を整えました。また、テレワーク利用の際の働く場所の選択肢を確保するため、シェアオフィスの導入を開始しました。

その後コロナ禍を迎え、テレワークを中心とした勤務形態となりました。テレワーク環境の一つとしてシェアオフィスの利用を続けながら、選択肢の幅を広げるため御社のワークスタイリングを導入しました。

――ワークスタイリングを含め、複数のシェアオフィスを活用されていますね。

藤縄様:当社が大切にしているのは、社員一人ひとりがその時々の業務内容や目的に応じて、働くための最適な環境を自ら選べる働き方です。

それぞれのシェアオフィスにはそれぞれの特徴や持ち味があります。複数のサービスを導入しているのは、単に働ける場所を増やすためだけではなく、社員の働き方の「幅」を広げたいという考えからです。シェアオフィスを単なる作業場所ではなく、多様な働き方を支える選択肢の一つとして社員に提供し、生産性を高めたいと考えています。

藤縄裕章様
藤縄裕章様

多様で快適な空間が決め手に

――数あるシェアオフィスの中で、ワークスタイリングもご契約いただいた理由をぜひお聞かせください。

藤縄様:当時、当社は霞が関ビルディングに入居しており、同ビル内にワークスタイリングがあったことが一つのきっかけです。

ワークスタイリングには、さまざまなタイプのスペースがあります。みんなで集まって作業できる場所もあれば、一人で集中できる個室もある。実際、見学もさせていただきましたが、新たな発想が生まれるような場所だと感じました。また、内装がラグジュアリーで、とてもリラックスできる。快適に仕事ができるように空間がうまくデザインされています。そのため、大切なお客さまをお招きして打ち合わせを行う場所としても、重要な選択肢の一つになり得ると考えました。

■CTCの働き方

合言葉は「コミュニケーションの活性化」

――コロナ禍を経て、社員のみなさんの働き方は変わりましたか?

藤縄様:はい。2021、22年ごろまではテレワークの社員が非常に多く、特に出社する人としない人が明確に分かれるようになってきました。そのため、特に管理職の中にはメンバー同士のコミュニケーションに課題感を感じる人も一定数いました。部署やチーム内で出社を自主的に呼びかける動きもあり、出社率は徐々に高まっていきました。

そして2024年、全社として「コミュニケーションの活性化」という新たな方針を打ち出しました。対面でのコミュニケーションを通じて、より深い関係をつくり、組織の力を高めていく。そんな狙いがあります。

出社とテレワークの併用というフレキシブルな働き方を維持しながらもFace to Faceのコミュニケーションを増やし、社内外のコラボレーションを活性化させることで、CTCが強くなるのではないか。社員同士でお互いの足りないものを補完しあい、得意分野を掛け合わせると思いもよらない成果が出せるのではないか。そうした発想のもと、社内のコミュニケーションの活性化を目標に掲げています。

山田あすか様、藤縄裕章様

アフターコロナ、高まる出社率

――実際に出社率はどう変わっていますか?

藤縄様:現在の神谷町のオフィスへ移転した2021年は20%ほどでしたが、2024年度は50%近くまで上がり、2025年度は60%を超えてきました。ただし、会社として出社率の目標値を設定しているわけではありません。

――出社率が高まるなか、ワークスタイリングをはじめシェアオフィスに期待する役割についてお聞かせください。

藤縄様:出社率が上がることで、Face to Faceのコミュニケーションが活発になり、仕事の進め方や社員同士のつながりにも変化が出ています。その一方で、オフィスの場所を確保しなければいけない、という課題も生まれています。

以前のオフィスは、全員が出社して働くことを想定してスペースも座席も用意していました。しかし、コロナ禍の中で移転した現在のオフィスは、働き方の多様化を踏まえ、全体の50%の座席しか置いていません。そのため、出社率が向上すれば、その分座席が足りなくなります。しかしながら、オフィスの床面積を広げることは簡単ではありません。

本当に考えなければいけないのは「どう働くか」という点だと思います。そして、自社オフィスに限らず、ワークスタイリングなどのシェアオフィスも含めて、どのように働くのが最も良いのかをデザインすることが本質的な課題だと考えています。

■活用シーン

予約なしでサッと立ち寄り、すき間時間を有効活用

――社員のみなさまはワークスタイリングをどのように活用されていますか?

藤縄様:主な使い方は、移動のすき間時間の有効活用です。営業やシステムエンジニアが複数のお客さまを訪問する際、移動の合間にワークスタイリングに立ち寄り、ちょっとした作業を済ませるケースが一番多いと思います。その点、ワークスタイリングは拠点の数が多くて便利です。

山田様:ワークスタイリングで一番いいなと思うのは、予約なしでサッと立ち寄れる点です。私自身、ファシリティ関連の担当をしていることもあり、都内を中心にさまざまなオフィスを訪れる機会があります。思ったより早く作業が終わったけれど、神谷町の本社に戻るには時間が中途半端。一方で帰宅して在宅勤務を始めるにも時間が足りない。そんなとき、近くのワークスタイリングに入り、オープンスペースで必要な仕事を済ませます。他にも、同じような使い方をしている社員は多いと思います。

そして何より、静かで落ち着いた雰囲気の中、リラックスして業務に取り組める点も魅力です。

山田あすか様
山田あすか様

対面のサポートが得られる安心感

――この他にも活用シーンがあれば、ぜひお聞かせください。

藤縄様:ワークスタイリングの会議室を一時的なプロジェクト用オフィスとして利用することがあります。当社のオフィス内で急なプロジェクト立ち上げに伴う部屋の確保がなかなか難しく、そのような際にワークスタイリングの会議室は非常にありがたい存在です。また、30~40人規模のカンファレンスルームもあり、とても便利です。

――実際に利用されていて、お気に入りのポイントはありますか。

山田様:ワークスタイリングの受付にはスタッフの方が常駐されており、必ずしもサポートを毎回受けているわけではありませんが、困ったときに助けてもらえるという安心感があります。

例えば、入退館やサービスの利用方法がわからないとき、コールセンターやチャットボットを介さず、対面で気軽に聞ける。そうしたやりとりは、Face to Faceのコミュニケーションを重視する当社のような企業にとって、とても刺さると思います。実際、私自身も利用した際、スタッフの方にわからない点を丁寧に教えていただき、非常にありがたく感じました。人がいるからこそ生まれる安心感と信頼。ワークスタイリングの大きな魅力の一つだと思います。

藤縄裕章様

■今後の展望

出社の広がりを踏まえ、オフィスと働き方を再構築

――今後の展望について、ぜひお聞かせください。

藤縄様:先ほども申し上げた通り、当社は「コミュニケーションの活性化」というテーマを掲げ、対面のコミュニケーションを大切にしています。今後、出社率はさらに高まっていく見込みであり、その中で発生するオフィス不足や「どう働くか」の課題を解決することが優先事項となります。

このような課題を解決しながら、働き方そのものの再構築にも取り組みたいと考えています。自社オフィスとシェアオフィスをどう組み合わせ、どう活用していくのが最適なのか、探っていきたいと思っています。

三井不動産には、オフィスや働き方に関する深い知見を持つ方々が多くいらっしゃいます。単に空間を提供していただくだけでなく、働き方やオフィス活用の全体像を共に考え、提案していただける点は大きな強みだと感じています。今後も、より効果的なワークスタイリングの活用方法について意見を伺いながら、当社にとって最適な働き方の形を描いていきたいと思います。

山田あすか様、藤縄裕章様

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