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ハイパフォーマーインタビューVol.1

ハイパフォーマーインタビューVol.1

ANAホールディングス(株) デジタル・デザイン・ラボ 次世代ツーリズム推進ディレクター
野島 祐樹 氏

今回お話をお伺いするのは「ANAホールディングス株式会社」の新規事業部署「デジタル・デザイン・ラボ」で、地域の関係人口創出や多拠点生活・ワーケーション拠点開発、次世代ツーリズム開発に取り組まれている野島さん。野島さんにハイパフォーマンスを生み出すために大事にしていることについてお話を伺いました。

 

「ハイパフォーマ14カ条」※1の中で、特に大切にしている項目を教えて下さい。

其の2「自分の羅針盤を持つ」
其の10「自分の価値を組織に還元するための最善の行動をとる」
其の12「省する時間をつくり、心の状態を健康に保つ」

の3つです。中でもいちばん共感したのは、其の2「自分の羅針盤を持つ」ですね。もう何年か前から、自分の周りでビジネスをしている方々は「自分の会社のために」「自分の会社の利益が」といった概念で働いていないということに気付きました。もちろん自分の働く会社は大事なんですが、会社という枠に捕らわれずに仕事をすることの方が大切。会社はあくまでプラットフォームとして、自分自身が世の中に対してどんな価値を生み出せるのかを追求することが大切だと思います。

其の10「自分の価値を組織に還元するための最善の行動をとる」に関しては、実は先ほどの話とつながっています。自分が世の中にどんな価値を生み出せるかが大切という話をしましたが、私がANAで働いている以上、そこで生み出した価値は会社にシナジー的に還元されていくと考えています。逆説的なんですが、自分の価値を追求することが、ひいては組織(会社)のためになると思っています。

其の12「省する時間をつくり、心の状態を健康に保つ」については、普通はランニングなどの運動をしたり、カフェに行ってリラックスするなどをイメージされると思いますが、私の場合はちょっと違います。もちろん運動する時間やリラックスする時間をつくれたら理想的だと思うのですが、実際は仕事でバタバタしていたり、子供の世話もしなければならないので、ゆっくりできる1日なんて滅多にありません。だから仕事と遊びを重ねて24時間過ごすということをやっています。仕事の時間と遊びの時間を分けようとするからストレスになる。だから私の場合は何をやっている時でも、常に頭の隅に内省事項を置いておき、ちょっとした時間で内省事項を開くようなイメージですね。こういう世の中だと、オンとオフを分けずに内省するテクニックが必要だと感じています。

 

コロナ禍による仕事や価値観の変化などがあれば教えて下さい。

現在はコロナ禍によってオフィスワークからテレワークに変わったという方が多いと思います。私はコロナ禍以前からどこで働いても良いという環境でした。しかし、以前は都内のスタートアップの方に会ったり、地方に出張に行ったりと外にばかり行っていたのが、家にこもるようになりましたね。ステイホームは仕方ないと思いますので、この状況を受け入れて、いかに昇華するかだと考えています。社内でも部署のメンバーは元々自由なスタイルで働いていたので、仕事のパフォーマンス的な部分では大きな影響は受けていないです。ただ、コミュニケーションの取り方は変わりました。部署のメンバーと直接会ってミーティングというのがなくなったので、私のスケジュールが空いている時は「スーパーウェルカム状態」ということを宣言し、いつでもzoomで相談してもらえるようにしています。部署が自由人の集まりなので、もともとみんなで集まったり、交流したりすることには誰も乗ってこない。だから、現在のオンラインを通じたコミュニケーションでもマネジメント的な課題はそんなにないですね。ちょっと特殊な部署ということもありますが。

 

仕事において場所を使ったパフォーマンス管理などはしていますか?

「集中する時はこの場所」といったように場所を変えられたら理想的ですね。ただコロナ禍だとできないんですよね。だから今はどんな場所・どんな状態でもパフォーマンスが変わらないようにという意識でやっています。家でも集中する環境はつくれますが、悩みどころはコミュニティです。コミュニティばかりはどこかに行くことが必要だと思うんです。そういう意味でワクスタのような場所は重要だと思います。私はこれまで色んなコミュニティで対面で会話をするところでのインプットが多かったんですが、これができなくなってしまった。zoomで会話をすることはありますが、zoomのようなweb会議ツールだと、時間内で必要なことしか話さないので、特に社外の方々とは雑談のようなコミュニケーションが生まれにくい。だからある程度、行き詰まった時に対面でセーフティに話せる場所があるといいなと思いますね。

ハイパフォーマーインタビューVol.1

【プロフィール
野島 祐樹
ANAホールディングス(株) デジタル・デザイン・ラボ 次世代ツーリズム推進ディレクター
2007年 ANAセールス(株)入社し、旅行会社がパッケージツアーを造成する為の航空券セールスを担当。 その後、リクルートとの合弁会社、ANAじゃらんパック(株)の会社・事業立ち上げに従事。じゃらんの宿とANA国内線を自由に組み合わせるダイナミックパッケージの販売・企画・事業推進を担当。帰任後、熊本地震の復興支援、各自治体様との共同企画、 民泊などシェアリングエコノミーの概念を取り入れた旅行商品開発などを推進。2018年からANAホールディングス(株)デジタル・デザイン・ラボへ出向し 「旅を通じた関係人口の拡大」を目的に、シェアリングエコノミーツーリズム/多拠点生活推進/次世代団体旅行等に関する実証実験やサービス開発を実施中。

※1:「働く場」ではなく「新しい働きかた」を提案するワークスタイリングとして、コロナでさらに変革を求められるビジネスパーソンの「ハイパフォーマンスを実現する働きかた」をサポートする意図で、昨年ワクスタ会員2300人へのアンケートと12名の社会的にハイパフォーマー※2と言われる方への独自インタビューから作成したハイパフォーマー指針。

※2:ハイパフォーマーとは、「決められた時間内で数字的な効率を追う」ということだけでなく、環境変化にも軽やかに適応しながら自分のリズムを整え、社会的・組織的に価値の高いアウトプットを生み出し続けることができることと広く定義。

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