ワークスタイリングを実際に使っている方々にリアルな意見をお聞きする、ユーザーインタビュー企画。今回は、世界で最も利用されているスクリーンショットの共有ツール「Gyazo」やチームのための新しい共有ノート「Scrapbox」を開発・運用している、Nota Inc.のCEO、洛西一周様にお話を伺いました。
―ワークスタイリングを活用されるようになった経緯や、使い方を教えてください。
私たちの本社は京都ですが、リモートワークでフルタイム雇用という珍しいスタイルで東京にも多くのスタッフがいます。東京スタッフの人数もだいぶ増えたので、集まれる場所が欲しい、という声が上がってきました。また、お客様やスタッフとの打合せにはいつもカフェを使っていたのですが、空いているカフェを探して一緒にずっと歩き続ける、というようなことも少なくなかったんです(苦笑)。それにカフェはノイズも多く、オンライン・ミーティングもしにくいですよね。そこで東京オフィスの検討を始めたのですが、基本的にリモートワークですので固定的なオフィスを構えても、誰もいない時間が多くて非効率です。そんな折に、ワーク スタイリングを見つけました。何より多拠点というのが最大の魅力ですね。弊社の取引先は多岐にわたり色々な街にあるので、東京オフィスの立地にはずいぶん悩んでいたのですが、ワークスタイリングならそもそも街を選ぶ必要が無い!これは素晴らしいと思いました。
―普段はどんな使い方をされていますか
業務の中で、そのとき一番近いSHAREの拠点にパッと入って作業や打合せをする、という感じです。また、弊社はSTAYについてもヘビーユーザーで、おそらく私たちが一番多く使っているのではないでしょうか。昨日も5人で使いましたよ。本社が京都ですので、その行き来の際に使います。夕方にチェックインして打合せしてから休息するとか、朝起きて出かける前に一仕事こなす、とか、本当に便利だと思います。
それから、弊社ではリモートワークに便利な共有ノート「Scrapbox」というオンラインサービスを提供しています。実はこれを使って社内で各拠点の使い勝手や雰囲気などをメンバー同士で共有しているんです。「STAYならロフトタイプが机が広くていいよ」「でもフラットタイプは天井が広いから僕はこっちが好き」とか。あの拠点はここがちょっと不便、あの拠点はこの席がおススメ、などなど、日常的に情報共有することで、ワーク スタイリングをより使いこなしています。
―それはぜひ弊社にご共有ください!(笑)今後の展望、ご要望などございますでしょうか。
ワークスタイリングはSNS映えするので、メンバーがシェアすると反響が大きいんです。現在の会員企業さんは大企業中心と伺っていますが、私はスタートアップにもどんどん使ってもらいたいです。また、私はもともとシリコンバレーのインキュベーションセンターで起業しましたので、コミュニティマネージャーやインキュベートマネージャーがビジネスの成長やコラボレーションに有効だということを実感しています。ワークスタイリングでも、ビジネススタイリストを通じたコラボレーションを進めていけたらと思っています。
リモートワークは、オフィス環境だけではうまく行かないと思います。社内のコミュニケーション方法やルールなども変えていく必要がありますが、弊社は創業以来リモートワークのスタッフが活躍しており、ノウハウや経験を持っています。先ほどご紹介したリモートワークのためのツールも提供しているので、ワークスタイリングで会員のみなさまにそうした情報をお伝えする機会があったらいいですね!
[※] 土日祝日営業拠点