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ワークスタイリングが出来るまで:箕田はるかさん②

ワークスタイリングが出来るまで:箕田はるかさん②

ワークスタイリングの「出来るまで」を様々な角度からご紹介しているシリーズ企画、前回に引き続き、三井不動産でワークスタイリングの空間づくりを担当している箕田はるかさんにお話を伺います。今回は、先日完成した汐留拠点の大幅改装についてお話を伺いました。

―まず、今回の改装内容をおしえてください。

はい。まず、従来カフェカウンターだった部分に、空間として仕切られた個人ブースを3席増やしました。そして、従来はキャンプ用のものだった施設中央部分の什器を、作業しやすいテーブルと椅子に変更しました。また、窓側のグループ席や入って右奥のハイテーブルで相席でのご利用がしやすいよう、パーティションを設けました。そして、従来は大型会議室の控室的な用途になっていた空間を、独立した会議室にしています。7月下旬に一通り完成しまして、8月1日から稼働をはじめています。

―実践的な作業空間を増やした、という印象です。

そうですね。汐留拠点はおかげさまで毎日とてもご利用者が多く、なかでも当初想定していた以上に作業系の業務をされる方が多いということが分かりましたので。また、会議室のニーズもとても高く、ご予約がいっぱいのことも多かったので、そうしたご利用者様の実際の用途にお応えするかたちで改装いたしました。

―苦労した点や工夫した点をおしえてください。

実践的な作業スペースを増やすことは絶対に必要だったのですが、一方で汐留の元々のコンセプトである、様々な仕事のスタイルに応える多様でクリエイティブな空間という雰囲気は壊したくなかったので、どこをどの程度、どのように変えるか、議論を重ねました。パーティションを1つ置くにあたっても、まずテストで窓際席に少し置いてみて、使われ方や雰囲気を見て増やしていきました。また、このパーティションは汐留の空間に合うように特別にデザインして創ったオリジナルのものなんです。新しい会議室の壁も同じイメージを踏襲しています。

それから、新しい会議室のテーブルもオリジナルです。空間にサイズ感を合わせてあり、かつ、どこに座ってもテーブルの脚が邪魔にならないように、脚の数や位置を工夫しています。それと、この会議室には窓が無いので、明かりに緑をあしらって明るい雰囲気を出しています。これは霞が関拠点の「フォレスト」会議室のノウハウを活かしました。

―ご利用者様にメッセージをお願いします。

皆様のご要望にお応えすべく、汐留のご利用可能席数を増やしました。ぜひ、今まで以上に多くの方にご利用いただければと思います。今後も引きつづき、各拠点でニーズにあわせた改修を必要に応じて進めてまいります。様々なご意見やご感想をいただければ幸いです。よろしくお願いいたします!

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