こんにちは!ビジネススタイリストの渡邉です。
オンラインにて「健康経営」はどうつくる?取り組みのステップと企業事例を大公開!を開催いたしました。
当日は、鍼灸師・スポーツトレーナーとして実業団、大学陸上部、整形外科クリニックと契約され、現在はより多くの方の身体を健康にすべく『すべての人にヘルスケアを届ける』というビジョンを掲げNew Conditioningを創業した石田様にご登壇いただきました。
導入はいくつかの質問から。
▶本日、ご参加の意図は?
自分の健康・パフォーマンス向上のため/人事や労務関連で
▶健康経営という言葉を意識し始めたのはいつから?
2014年前/2015~コロナ前/コロナ後
ご自身のパフォーマンスアップや知識を広げるためのご参加された方もいらっしゃれば、企業の人事部や労務部勤務で、実際に仕組み作り真最中という方も。
イベント前半では、データに基づいた衝撃的な事実が展開され、チャットも「これは知らなかった!」と盛り上がる内容が満載でした。その中の一部をご紹介します。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
●プレゼンティズム
プレゼティズムというのは、「出勤しているにも関わらず、心身の健康上の問題が作用して、パフォーマンスが上がらない状態」
例えば、鼻づまりで頭がボーッとして仕事に集中できなかったり、メンタル面の不調から思うように行動できなかったりなどが挙げられます。人によって原因は異なり、発熱、二日酔い、寝不足など不調な状態で働くこともプレゼンティズムの一種です。
これらはケアレスミスの増加をはじめ、作業効率や集中力の低下を引き起こすと言われています。
つまり体調が悪いにも関わらず無理して業務をすることで、結果として業務生産性が低下している状態を指します。
●アブセンティズム
アブセンティズムは、「心身の体調不良が原因による遅刻や早退、就労が困難な欠勤や休職など、業務自体が行えない状態」です。
これらの状況では、業務に携わる機会自体が減少するため、結果としてチームや組織の業務生産性や業務効率が落ちる要因になると考えられています。
「プレゼンティズム」「アブセンティズム」がどれだけの損失を企業に与えているかというと、従業員の健康関連コストの中でプレゼンティズムがコストの半数以上を占めているということでした。
このようなデータから、後半では各企業がどのように健康経営を実行しているのかについて、事例をもとにご紹介いただきました。約1時間のイベントでしたが、とても密度の濃く、そして温かなイベントとなりました。
7月も引き続きイベントを企画しておりますので、皆様のご参加心よりお待ちしております。
[※] 土日祝日営業拠点