こんにちは。ビジネススタイリストの稲葉です。
ブログやSNSが普及し、一般の人の批判の声が世相の反映されるようになったことから生まれたと言われる「炎上」。
今回は実際に炎上したCMを題材に、なぜ炎上してしまったのか、そこから伝わる表現や発信とは?を紐解いていきました。
講師にお迎えしたのは、デザイン会社の株式会社たき工房にてムービープランナー・ムービープロデューサーを務めていらっしゃる辻本守さん。
イベントでは、実際に炎上してしまった動画を見ながら、ポイントの考察や、反対に炎上する要素を持ちながらも結果として良い評価を得たCMとの違いの検証を通じて、炎上しないために気をつけるべきことや伝わる表現とは?について学びました。
後半は、講師の辻本さんに、炎上しないポイント5箇条などを教わりがら、参加者さんと一緒に、
「今までで心に残っているCMは何か」
「炎上とバズるの違いは?」
「炎上すると売上やイメージダウンにつながるの?」
などなど、活発に意見交換を行う場となりました。
実際のCMを視聴しながらでしたのでとてもわかりやすく、かつ楽しんで学ぶことができました。
印象的だったことは、辻本さんの「何を伝えたいか、CMのコンセプトや軸がしっかりしていないと別のことに目がいってしまい、結果として思わぬ要素で炎上してしまうことがある」というコメント。
CMに限らず、コンセプトや軸をしっかりと固めて伝えるということは、コミュニケーションにおいてとても大事なのだなと改めて実感しました。
また、実際に炎上してしまったCMを見てみると炎上するべくしてした、というよりは、「そんなことでも炎上してしまうんだ・・」といった印象のものが多く、誰でも発信ができ、表現することができる現代においては、「炎上」というのは決して他人事ではなく、誰もが自分ごととして捉えるべきだなと改めて感じました。
[※] 土日祝日営業拠点