Report

イベントレポート

2019.12.10

イベント開催報告：【新サービス開発担当者向け】企業理念から事業を創造する！PURPOSEブランディングワークショップ@汐留シティセンター

たき工房　ブランドデザイン室の講師による、PURPOSE　BRANDING（パーパスブランディング）の体験講座が開催されました！

●「PURPOSE」とは？
「貴社に、PURPOSEはありますか？」至るところでその質問が交わされる未来も、そう遠くはありません。日本語に直訳すると「目的」ですが、私たちは「存在理由」と訳します。企業、組織、商品・サービスが世の中に存在する理由。それが、いま求められています。そして、この考えは世界中のエクセレントカンパニーと呼ばれる有名企業が取り入れている考えでもあるんです。その理由はいたってシンプルで、企業活動の指針となるからです。ある調査によると、他の企業に比べてPURPOSE主導型の企業の方が成長率も高いという結果が出ています。数多くの企業が導入・実践し、国内企業にも浸透しつつあるPURPOSE。今回は、そのPURPOSEを使ったブランディング手法とメリットについて、事例とワークショップを通じて参加者の方に体感していただきました。

●大人気のアレにも「PURPOSE」がある？
実は、私たちの身近にもPURPOSEのある商品・サービスがあります。例えば、いま大人気のタピオカミルクティー。若い女性を中心に、これほどムーブメントが起きた理由は「SNSに映える」からだけではありません。そこには、女性が選びたくなる存在理由が存在しています。その存在理由を紐解きながら「そもそもPURPOSEとは何か」を解説しました。さらに、PURPOSE BRANDINGの効果についても事例を交えながらご紹介。紹介されていた事例は、新事業立ち上げや商品開発にまつわるものだったため、今回の参加者の方もご自身の実務とリンクさせてイメージしやすかったようです。

●自社のPURPOSEを導くワークショップ
セミナーの後半は、ワークショップを実施しました。フレームワークを用いて、自社のPURPOSEを導くところまでを体験できるプログラムとなっています。通常は何日もかけて行うワークを、ギュッとまとめたため非常にタイト＆ハードな内容となってしまいましたが、すべての参加者の方がPURPOSEを導くフェーズまで体験いただけました。メインの個人ワークに加えて、同じテーブルに座る他の企業の方との共有ワークを通じて、いままでは気が付かなかった自社の魅力／課題や、新しい視点も発見できた様子でした。完成したフレームを持ち帰って頂いたり、後日社内で実施するために白紙のフレームをお持ち帰りになる企業もいらっしゃいました。