こんにちは。ビジネススタイリストの植田です。
先日、テーマエキスパートセッション「今更聞けない!海外企業との提携で気をつけるべきこと」を開催いたしました。
ゲストはこちらの3名でした。
・中村優紀さん
中村法律事務所代表弁護士
ワークスタイリング・テーマエキスパート「海外進出サポート」担当。日本・ニューヨーク州・シンガポールの資格を有する国際弁護士で、日系企業の海外進出を数多くサポート。製造業の販路拡大やM&Aの国際取引契約、海外現地法人設立といった取引案件の他、渉外紛争案件の代理も行う。
・菅谷俊雄さん
株式会社スマートドライブCSO戦略責任者
JPモルガンにてキャリアをスタート。投資銀行部門でM&A、資金調達業務に携わる。スマートドライブには2019年に参画し、戦略立案、アライアンス戦略の推進担当。今年6月にマレーシア進出を果たす。
・松方肇さん
Udemy,Director of Business Development
世界最大級のオンライン教育プラットフォーム「Udemy」に2015年入社。株式会社ベネッセコーポレーションとの提携責任者という立場で、日々のオペレーションから今後の戦略まで、日本事業展開を担当。
メインセッションでは、中村さんから、海外との提携について、どんな形態にするのか?考えること、それから現地の法制度やインフラをチェックすることが大事だとのお話からスタート。
今年海外進出を行ったスマートドライブ菅谷さんからは、現地に行ってから新たな社会課題を見つけて想定外だったとのお話やマインドの違いとその対策についてお話いただきました。
Udemy松方さんからは、海外企業との連携は国際結婚であるとのお話が。2つの異なる国同志、言語や文化、価値観の違いを超えて、強い絆を作る必要があるとのことでした。
松方さんから、実体験として、フラットな関係を作るため、日本企業との最初のミーティングで「ファーストネームで呼んでください」とお伝えしたそうです。
中村さん・菅谷さんからも、様々な事例を交えながら、双方のやり方を尊重しつつ、価値観のすり合わせが大切だとのお話が。そして、お互いがお互いを想いあってシェアできるミッションがあると足並みが揃って良好な関係を築けるんだそうです。
セッション後のQ&Aコーナーでは、自社で行っている具体的な事例に対してアドバイスを求める質問があり、海外企業との提携について関心の深さが伺えました。
ご参加されたみなさん、登壇者のみなさん、ありがとうございました。
[※] 土日祝日営業拠点