ワークスタイリング会員サイト
全面リニューアル:開発者インタビュー第3回

「将来的には、会員様との
コミュニケーションツールへと進化させていきたい、
と思っています。」

三井不動産株式会社

羽澄 恭一・白須 諒造

このたび全面リニューアルしたワークスタイリングの会員専用サイト。その開発の経緯や想いについて、これまで2回にわたって開発者の声をお届けしてまいりました。最終回の今回は、事業主である、三井不動産株式会社の羽澄恭一、白須諒造にお話をうかがいます。

まず、今回会員サイトをリニューアルすることになった経緯について教えてください。

ワークスタイリングは当社の新規事業として、常にサービスを開発・改善しながら進めております。おかげさまで着実に拠点数を増やすことができ、より多くのお客様にご利用いただけるようになりました。そんな中、ふと会員サイトを見ると、当初設計したものから大きく変化していないことに気づきました。拠点も増え、お客様のご利用方法も多様化している中、お客様にもっとワークスタイリングを便利にご利用いただきたい、そのために会員サイトはどうあるべきかをゼロベースで考えることにしました。そしてTHE GUILDさんに出会い、ウイサーブさんと共に既存の会員サイトを全面的にリニューアルすべく、本プロジェクトを始動させました。

今回、もっともこだわった点はなんですか。

ポイントは3つありました。
まず、ユーザー様が欲しい時に、簡単に、望んでいる情報にたどり着くようにすること。既存サイトの分析を通じてTOP画面から欲しい情報までの経路をいかに最短にするか、などお客様の利用導線を徹底的に検討しました。

次に、不便の解消です。ワークスタイリングの会議室やカンファレンスルームは、会員様がご招待したゲストもご利用いただけます。今までは、会議室ご利用のゲストから、ご利用のたびに名刺をいただいておりました。たとえば定例会議で毎週お越しになるようなゲストからも、毎回名刺をいただいていたわけです。これは不便ですし、営業的な感覚で言えば、会員様にとってもあまり好ましい状況ではありません。ゲストからご利用の都度、名刺をいただかなくてもいいようにすること、これは絶対に実現したかったことです。

3つ目が、より多くの拠点を知っていただき、より気軽にご利用いただきたいということです。ワークスタイリングには首都圏だけでも50以上の拠点がございます。より多くの拠点を知っていただき、身近に、便利に使いこなしていただきたい。そのために拠点表示をMAP形式にするなど、多くの新機能を盛り込みました。

苦労したことはありましたか。

苦労というわけではないのですが、こうしたプロジェクトの場合、「投資に見合う価値」を提案できるか見極めることが難しかったです。
当社は不動産会社ですから、たとえば土地や建物を仕入れる際、どの程度収益が見込めるか、不動産の価値に関しては過去の事例や経験則上からある程度評価できます。一方で会員サイトの改修は、「より便利にお使いいただく」「より身近なサービスとしてお使いただく」ための投資ですが、その投資効果については定性面も多く、評価が難しいものです。しかし、絶対にお客様に提案したい価値である以上、その効果を正確に理解し、その投資の意義をきちんと言語化する必要がありました。これについては、かなり頑張りました(笑)。

実際に利用されるユーザーのみなさまへ、メッセージをお願いします。

私どもは、お客様の声やご利用傾向を踏まえて常に改善・改修を繰り返していくことで、より良いサービスに進化させていきたいと考えています。今回の会員サイトリニューアルについて、ゼロベースから考え、お客様の利用シーンをイメージしながらリニューアルしましたが、まだまだ改善の余地はたくさんあると思っています。ビジネスツールとしてのワークスタイリングを極限までストレスのないものにしたい、そして個人的には、将来この会員サイトが、会員様とのコミュニケーションツールになるよう進化させていければいいな、と思っています。

至らぬ点も多々あるかと存じますが、引き続きご利用いただき、ぜひ多くのご意見ご要望をお寄せください。
よろしくお願いいたします!

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