2023年度「幸せな働き方」に関するアンケート調査結果

調査概要・設問一覧

①ワークスタイリング会員向け

②一般向け

調査結果

2.1 「幸せな働き方ができている」と感じている人はどのくらいいる？

20～50代のワーカーに聞いたアンケート結果では、TOP2は25％、TOP3は57％でした。ワークスタイリング会員に聞いた同様のアンケート結果では、TOP2が36％、TOP3が72％と、会員の皆さまは幸せに働いている方が比較的多いことが分かりました。

2.2 どんな人が幸せな働き方ができていると感じている？

働く目的別に幸せな働き方ができていると感じている方がどのくらい多いかを調べてみました。貯蓄など、お金を目的に働いている人より、働くことそのものに意味づけをしている人のほうが「幸せな働き方ができている」と感じているようです。

2.3 働き方についての考え方と幸せな働き方ができているかどうかに相関はある？

「日々の仕事に喜び・楽しみを感じている」 「自分の好きな仕事をできている」 「所属する会社で働きたい」と答えた人は「幸せな働き方ができている」という回答の相関が高い。一方で、「働く時間や場所の自由度」は相関があまり高くありませんでした。

「とても幸せに働いていると思う」とご回答いただいた方の理由としても、以下のようなコメントをいただきました。

2.4 幸せな働き方に関しての考え方は、企業によって変わる？

「幸せな働き方ができているか？」という設問に対する回答の理由を見てみると、企業ごとに重視している内容が異なるという違いが見えてきました。たとえば、A社はポジティブにもネガティブにもワークライフバランスについて言及している人が多い一方、B社は人間関係、C社は仕事のやりがいについて言及している人が比較的多いようです。

2.5 そもそも幸せってどんな時に感じるもの？

プライベート、仕事とそれぞれ質問し、様々な回答をいただきましたが、その中でもプライベートでは家族や友人との時間、趣味の時間などが多く上げられました。仕事では、お客様や同僚から感謝されたり、何かを達成したり、成長したりといったときに幸せを感じる方が多くいらっしゃいました。

プライベートで

家族や友人と過ごす時間
子どもが、ママが喜ぶかと思って、と道端に咲いていたお花を摘んできてくれたこと。 家族とのゆっくりとした時間が過ごせるとき。 ビジネススクールで良い仲間に出会えたこと。 会社の外で仕事について語れる仲間が出来た。
趣味の時間
趣味が充実していること。ライブに行ったり、舞台をみたり休日がとても楽しい。 美味しい食事をした時に幸せを感じた。 趣味の登山で山頂で綺麗な景色を堪能できたり、ソロキャンプで自然の中でボーッとしているとき
日常の何気ない瞬間
仕事から帰宅した際、ベランダにあるプランターに蒔いた花の種から芽が出たのを見つけたとき。 たまに行ってた飲み屋さんで、マスターから顔を覚えてもらって少し話せる雰囲気になったこと。

仕事で

お客様や同僚からの感謝
お客様から感謝されること。日常で自社製品を持っているお客様をみかけること。 顧客から、「あなたが言うことだから信じる」とか「あなたがいてよかった」と言われたこと。 先輩や上司から頼りにされたとき。またはいてくれてよかったと思ってもらえたとき。
プロジェクトの達成、一体感
自らの計画通りに業務が進捗し、一緒に業務を遂行する仲間と達成感を味わえた。 自チームだけでなく幅広いチームのメンバーと協働することで、大きな仕事を皆で助け合いながら実行できること。
自身の成長、後輩の育成
少しずつ成長を実感できている、1か月前よりできることが増えている。 採用・育成業務を通じて、新入社員が社内の期待を超えたレベルの知識習得・成長を果たしたことが実感できた時

まとめ

人的資本経営が叫ばれている今、従業員に対して何をすべきか悩む方も多くいらっしゃるかと思いますが、「従業員の幸せな働き方」に寄与するためには、企業やその人それぞれの幸せとは何かを考え、戦略を考えていく必要がありそうです。

ワークスタイリングでは、今回のレポート結果をもとに、みなさまが幸せを感じられるようなコンテンツの提供をしてまいります。

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