オフィス休憩室のレイアウト｜おしゃれで快適な空間を作るポイント

オフィスに休憩室・リフレッシュスペースを設けるメリット

オフィスに快適な休憩室やリフレッシュスペースを設けることで、社員がリフレッシュでき、企業にとってもメリットがあります。まずは、オフィスに休憩室を設けるメリットについて解説するので、参考にしてみてください。

1.コミュニケーションが活性化する

オフィスに休憩室を作ると、コミュニケーションが活性化します。従業員が集まりやすい休憩室を設けることで交流が広がり、従業員間のコミュニケーションが取りやすくなります。

コミュニケーションが活性化すれば職場の人間関係がよくなり、離職率の低下やメンタルヘルス対策にもなるでしょう。

2.集中力アップに繋がる

オフィスにリフレッシュできる休憩室があることで、集中力アップに繋がるのもメリット。集中力を維持するには限界がありますが、合間に休憩してオン・オフを切り替えることで、集中力をリセットできます。

3.思考力が高まりアイデアが生まれやすくなる

オフィスに休息をしっかりとれる休憩室があれば、気分転換ができ、思考力が高まることが期待できます。

休憩室で休憩室で同僚と気軽に会話することで、新しいアイデアが生まれることもあるでしょう。

4.従業員の満足度が高まる

居心地のよい休憩室があれば、従業員の満足度も高まります。例えば、休憩スペースにおしゃれなソファーや机などがあれば、カフェにいるような気分でゆったりでき、午後からの仕事のモチベーションアップに繋がるでしょう。

さらに、休憩室にキッチンや冷蔵庫などが充実していれば、休憩中にスイーツや飲み物を楽しんだり、ちょっとした料理をしたりもできます。従業員に質のよい休息を取ってもらうためにも、充実した休憩スペースを作りましょう。

5.企業のイメージを高められる

設備が整っているおしゃれなオフィスの休憩室は、会社のイメージを高められるのもメリットです。例えば「こんなおしゃれな企業で働きたい」と優秀な人材を集められたり、来客時に顧客によい印象を与えられたりします。

快適なオフィスの休憩室を作るポイント

快適なオフィスの休憩室を作るには、レイアウトや空間づくりが大切です。ここからは、快適なオフィスの休憩室を作るポイントを解説するので、参考にしてみてください。

1.十分なスペースとレイアウト

社員全員が快適に休憩するためには、十分なスペースが必要です。ただ、家具や設備を詰め込むのではなく、利用する人の動きを考えたレイアウトが大切です。

例えば、人が動きやすいよう席の距離感を広くしたり、利用人数にあった家具を設置したりするのがポイント。執務室と休憩室の距離が近いと、オン・オフのメリハリが付けられない可能性があるため、執務室から離れた場所に休憩室を設置するとよいでしょう。

2.社員の希望を取り入れる

社員に直接ヒアリングしたり、アンケートを実施して意見を取り入れたりする方法もあります。働く人が居心地のよい休憩室になれば、仕事の生産性や従業員の満足度もアップします。

3.1人～複数で過ごせる空間づくり

オフィスに十分な広さがある場合は、複数で過ごせるテーブル席と、1人でゆっくりと過ごせる1人席があると便利です。休憩しながら同僚と会話を楽しんだり、1人でゆっくり読書を楽しんだり、さまざまなニーズを満たす休憩室が作れます。

4.おしゃれで落ち着いたインテリア

快適なオフィスの休憩室は、おしゃれで落ち着いたインテリアにするのがポイント。おしゃれな休憩室は清潔感があるように演出でき、会社のイメージアップにも繋がります。

例えば、明るくポップなデザインにすることで、明るさや活気が与えられます。落ち着いた色合いにすれば、社員がゆったりと過ごせるでしょう。

また、おしゃれさを演出するには照明にもこだわるのもおすすめ。やわらかく温かみのある照明を取り入れれば、ほっと一息つける空間が作れます。

5.休憩室利用のルールを決める

従業員全員が休憩室で快適に過ごすためには、利用ルールを決めておく必要があります。例えば1人で休憩するスペースでは、ミーティングや通話は禁止にする、時間ごとに利用ルールを定めるなどの方法があります。

また、オフィスの休憩室のルールも、働き方の変化や従業員の意見に合わせてアップデートしていくことも大切です。

6.家具や備品にもこだわる

休憩室を作る際は、家具や備品にこだわるのもポイントです。ソファーやテーブルなどはぬくもりのある素材や色合いを選び、和める空間を作りましょう。

観葉植物や人工観葉植物などを設置し、オフィスにグリーンを取り入れるのもおすすめ。緑があると視覚的にも和める雰囲気を作り出してくれます。

7.執務スペースと雰囲気を変える

オン・オフのメリハリをつけるために、執務スペースと休憩室のデザインや雰囲気を変えるのも1つの手段です。家具や壁紙など印象をガラリと変えることで、オン・オフの切り替えがしやすくなります。

オフィスの休憩室のレイアウトアイデア

ここからは、オフィスの休憩室のレイアウトアイデアを紹介します。

窓に面したカフェ風のおしゃれな休憩スペース

窓に面した場所に休憩スペースを作れば、自然光が差し込む明るい休憩スペースが作れます。高層ビルの上階にオフィスがある場合は、眺めのよい場所で休憩できるため、リフレッシュできるでしょう。

コーヒーショップ風に窓際にハイテーブル席、テーブル席は少人数で過ごせるテーブル席を設置すると、よりスタイリッシュな雰囲気になり、従業員のモチベーションもアップします。

カフェカウンターやミニキッチンを併設

フリードリンクを設置すれば、来客時にもすぐにお茶を出すことができ、社員が気軽に飲み物を飲んでリフレッシュもできます。

ミーティングや打ち合わせも行える多目的スペース

広いスペースがあれば、ミーティングや打ち合わせのできる大きなテーブルを設置したり、ホワイトボードやモニターを設置してオープンミーティングスペースとしたりするのもおすすめです。休憩中の雑談だけでなく、会議スペースとしても活用できます。

落ち着きのあるラウンジ風のレイアウト

休憩室の部屋全体の色をダークトーンでまとめ、落ち着きのある雰囲気を作るのもおすすめです。ソファーでテーブルなどもデザイン性が高いものを取り入れ、企業のイメージアップや社員のモチベーションアップを狙いましょう。

周りの目を気にせず1人で過ごせる休憩スペース

周りの目を気にせず、1人で過ごせる休憩スペースはニーズが高いです。窓際に1人席を設置すれば、カフェのような開放的な雰囲気で休憩ができます。仕切りを付けて半個室空間を作れば、休憩中も周りの目を気にせずゆったりできる空間が作れるのでおすすめです。

オフィスの休憩室にあったらいいものは？

休憩室やデザインやレイアウトだけでなく、設備や配置するものを充実させることも大切です。ここでは、オフィスの休憩室で快適に過ごすためにあったらいいものを紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。

・雑誌や本
・ソファーやクッション
・コーヒーサーバー
・ティーサーバー
・仮眠スペース
・ミーティングもできる広いテーブル
・冷蔵庫
・お菓子
・観葉植物

コーヒーやティーサーバーがあると社員同士のコミュニケーションが活性化し、気持ちを切り替えてリフレッシュする空間が作れます。大規模な設備でなくても、手軽な製品も販売されているので従業員数に合わせて設置を検討してみてください。

オフィスの休憩室が狭いなら「ワークスタイリングSHARE」の利用もおすすめ

「オフィスの休憩室を充実させたいけれど、狭くてスペースが足りない…」という企業におすすめなのが「WORKSTYLING（ワークスタイリング）SHARE」の利用です。全国約550拠点を10分単位で利用できるシェアオフィスで、従業員一人ひとりが自分の幸せな働き方に向かって変化できる新しいサービスがそろっています。

「ワークスタイリングSHARE」は、雑談やミーティングができるワークスペースから、外部情報を遮断した自分の時間をゆったり過ごせるスペースまでさまざまなニーズを満たした設備が充実しています。

個室特化型の拠点もあり、一人で集中して作業を行いたい方にぴったり。それぞれのサービスでは、ドリンク&カフェブースなども用意しており、快適に過ごせる空間が整っています。

まとめ

オフィスの休憩室を充実させることで、コミュニケーションの活性化や集中力アップなどさまざまなメリットがあります。レイアウトやインテリア、配置する設備などを工夫することで、さらに快適なリフレッシュスペースを作ることも可能です。

また、オフィスに十分なスペースがない場合は、レンタルオフィスやシェアオフィスを利用するのも1つの手段です。三井不動産が提供するワークスタイリングでは、カフェ風のおしゃれなスペースから、半個室の人目を気にせずゆったりできるスペースなどがそろっています。従業員が気持ちよく働ける環境を整備するために、ぜひワークスタイリングの利用を検討してみてください。