こんにちは。ビジネススタイリストの植田です。
先日、オンラインにてイベント【TE Session <関係性をデザインする>】を開催いたしました。
イベント冒頭では、参加者の方がチャットを使って自己紹介。お名前+今一番仲良くなりたい方を書いてポストしていただきました。
ゲストは関係性をデザインしているこちらの3名でした。
世羅侑未さん
・プロノイア·グループ株式会社 CCO兼コンサルタント、慶應大学システムデザイン·マネジメント研究科 研究員
・ワクスタの「組織開発・人材開発」テーマエキスパート
・直感を使ってフロー状態を作り出すことや人間が皮が剥けるほど成長することについて日々研究されています。会社の課題を社内だけでなんとかするのではなく、他社とリソースを繋げることで解決し一緒に未来を創造することに注力していらっしゃる世羅さん(課題が同じ会社同士の掛け合わせを大切に動いている)。ちなみに、仲良くなりたい方は憧れのネルソンマンデラ。
高嶋大介さん
・ワクスタ会員の方
・一般社団法人 INTO THE FABRIC 代表理事で100人会議の生みの親
・会社員として人生を捧げてきた高嶋さんですが、ちょっとしたきっかけによって人生を変えられた経験があり、そのことをたくさんの方に伝えたいと起業。100人会議という様々な方のお話を聴ける場を作りだした方(現在、全国51ヶ所で展開)。実はコミュニケーションが得意ではないのですが、人と人が繋がる瞬間を見ることが好き。
近藤ナオさん
・肩書きなし
・ワクスタの「地域活性」テーマエキスパート
・人の夢によりそって実現していくことや街づくり、コミュニティづくりが得意な方。シブヤ大学(シブヤの街全体を学びの場にしているプロジェクトで、現在は全国に展開)やNPOえがおつなげて(農地再生)、まちの保育園(地域のみんなで子どもを育てる)、Cift(赤の他人が共に暮らし、拡張家族として信頼し合った集団として社会実験をしているシェアハウス)などを立ち上げつつ伴走。
メインセッションでは、関係性を誰とどのように作っているか、その中で大切にしていることなどについて伺いました。
関係性を作る上で、一番最初が肝心だと語るのは近藤さん。今携わっているシェアハウスは、経済合理的なそれとは違って、入居者にコンセプトをきちんと理解してもらうため、時間をかけて話し合いをされるそうです。そこに時間や手間隙をかけて最初に関係性を築くと、安心感が生まれて、実際コロナ禍でもメンバーが増えたシェアハウスがあったそう。何かあった時は、夫婦関係と同じで、対話する機会を設けて、ダイアログをしっかりする、時には1対1で向き合って、とことん傾聴すると(テクニック論は普段しないそうですが、今回は特別にお話いただきました)。
高嶋さんからは、参加者の参加目的に触れつつ、オンラインで関係性を維持したり築くことって難しいのでは?との問いが。この問いをきっかけに「関係性で大切なこと」に話が展開しました。
世羅さんから「関係性を持ちましょう!」と言ってできるものではなくて、「何かをしてくれた」=GIVEがあったときに相手に対して感謝の気持ちが生まれて繋がりを感じるのではないか?だからこそ、オンラインで相手のために何かを届けることを意識をすることが大事だと思っているとのお話でした。
それから、相手に気を配って、注意を注いでいることも関係性に対するコミットだなと思っていらっしゃるそうです。これには他のゲストお2人も大きく頷いていらっしゃいました。
参加された会員さんからはゲストに対して質問も飛び出し、90分のセッションはあっという間に終了しました。
近藤さん、世羅さん、高嶋さん、ご参加のみなさん、ありがとうございました。
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