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イベントレポート

イベント開催報告:「対話型鑑賞」を体験!アートでしゃべらナイト@オンライン開催

イベント開催報告:「対話型鑑賞」を体験!アートでしゃべらナイト@オンライン開催

こんにちは、ビジネススタリストの稲葉です。
先日、「「対話型鑑賞」を体験!アートでしゃべらナイト」イベントを開催しました。

対話型鑑賞とは、1980年代半ばにアメリカのニューヨーク近代美術館(MoMA)で開発された美術の鑑賞法で、一つの視覚教材をみんなで囲み「みる・考える・話す・聴く」を繰り返すことで、論理的思考やコミュニケーション能力を自然に身につける方法です。
元々美術館などで行われることが多かったのですが、最近では企業研修などでも取り入れられているそうです。

当日は、2部構成で開催。まずはペアに分かれて、片方だけが見えている絵をもう片方に言葉だけで説明しよう!というワークを行いました。
絵を言葉で説明するって意外と難しいですよね。皆さん苦戦しつつも、楽しんで取り組んでいただきました。
絵の不思議さも相まって、終了後も「あの丸いものは何だったのだろう・・・」とチャットで盛り上がりました。

ペアワークののちに、一つの絵をみんなで鑑賞しながら気づいたことや感じたことを共有し合いました。
始めは、
「たくさんの食べ物が描かれている」
「人がお腹いっぱいで寝ているようだ」
「後ろの人は竜巻に巻き込まれているようだ」
など絵から見える状況の共有などから始まり、次第に
「宴会のあと、のように見えるが実はこの人たちも食べられてしまう?ちょっと怖い絵ですかね。」
「ピンクの人だけコートとかも裕福そうな感じで、知識層って感じしますね」
「怠け者たちの楽園のように見えて、逆に天国から強制退場されてるっぽくも見えるかも・・」
など想像力をさらに働かせて多様な見方をシェアし合いました。
(どんな絵だったかは想像にお任せします♪)

対話型鑑賞における絵画の見方や解釈に正解はありません。それぞれの感性で感じたことや発見したことを話しすることで、人の見方から学んだり、多様性理解が自然に進むなどの効果があるそうです。

参加者の皆さんからも、
「どう言語化すれば伝わるんだろう?と考えるので表現力が磨かれるな、と感じました。もちろん、美術の鑑賞力もより深まると思いました。」
「色々な発想を聞けて面白いと感じました」
「主観から客観を組み合わせて伝えることなど、対話型スキルに気づきをいただきました。」
といった感想をいただきました。
ご参加いただいた皆様、講師の長南さん、ありがとうございました。

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