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イベントレポート

イベント開催報告:ワークスタイリングSDGs企画【第2回】人も地球も幸せにするオランダのサーキュラーデザイン@オンライン開催

イベント開催報告:ワークスタイリングSDGs企画【第2回】人も地球も幸せにするオランダのサーキュラーデザイン@オンライン開催

こんにちは!イベント事務局の藤原です。先日、「ワークスタイリングSDGs企画【第2回】人も地球も幸せにするオランダのサーキュラーデザイン」を開催しました!
Circular Initiatives & Partners代表の安居氏にご登壇いただき、サーキュラーデザインの事例について詳しくお話いただきました!
Circular Initiatives & Partnersは日本とオランダに拠点を置き、コンサル業務等を通じて、サーキュラーエコノミー型ビジネスモデルの構築サポートを行なっております。

そもそもサーキュラーエコノミー(循環型経済)というのは、「廃棄物」を「資源」として繰り返し再活用し続けられるように、循環の仕組みを構築する新しい経済モデルのことです。これまでの、<資源を採掘し(take)>、<モノを作り(make)>、<捨てる(dispose)>という工程を踏む「一方通行型モデル(linear economy)」から脱却し、地球環境保護に繋げます。一方通行型モデルで経済発展(大量生産・大量消費)をしてきましたが、それは果たして我々の幸せにつながっているのか?安居さんは経済・社会・ビジネスモデル・政策・・・など様々な角度から幸福度について考えてきたそうです。

講義では、オランダと日本のサーキュラーデザインの沢山の事例を教えていただきました。「マッド・ジーンズ(月額制でリースできるジーンズ)」、「インストック(一流シェフが廃棄食材を調理・提供するレストラン)」など、斬新で素敵なサービスが満載でした。
特に印象的だったのは日本の黒川温泉の事例で、観光業にとっては悩みの種である生ごみ・落ち葉も別の分野と組み合わせると貴重な資源になる、という考え方を地域一帯に共有し、小さな輪から拡がって地域一体となって取り組まれ、その中で「旅館の女将さんと農家」、「子供と行政」など、新しい人々との結びつき、つながりが生まれて幸福度、生きやすさというものが創出された、と仰っていたことです。

講義後のパネルディスカッションとQ&Aタイムでは参加者の皆さまから沢山のご意見やご感想をいただき、安居さんの非常に丁寧なご回答でさらに理解を深めることが出来ました。

次回は1月28日(金)に【第3回】コンポストが生む幸せの循環と持続可能なコミュニティを開催いたします。ゲストには、実際にコンポストを開発しているローカルフードサイクリング株式会社 代表取締役のたいら氏にご登壇いただきます。
ぜひご期待ください!

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